ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2015年07月15日

其の931 ハンドル革命③



ハンドル革命②から続く

・・・エリアにおいて、このハンドルノブを内傾させる作戦は
自分にとって実に画期的なチューンであった。
しかし他の釣りではどうなのか?
例えば海の沖釣りなどで大型魚と対峙した時にはハンドルノブが内傾していることで
巻き上げるパワーにロスが生じるように思える。
要するにリールを巻いて一定速にルアーを泳がすには有効だと思うが、いざ魚が
掛かってからはハンドルを巻くパワーだったりスピードの方が大事になって来るので
闇雲にノブを内傾させる訳にはいかないかもしれない、でも4~5°なら・・・


ところでバス釣りで使っているベイトリールでも同じことが言えるのではないかと
普段から使っているジリオンのハンドルを無理やり曲げてみた。



クランクハンドルのクランク部の角度を浅くなるように曲げると結果ノブが内傾する。
上が曲げる前、下が曲げた後である。ノブが内傾したのが判るだろうか
内傾角度は4度だ。


で、コレがどうなのかと言うと、


「感動!」の一言


これってやっぱり・・・


革命じゃん!


10年後20年後、きっとこのノブの内傾が各メーカーの標準仕様になっているに違いない!


多分 テヘッ 「ハンドル革命」3部作、オシマイ

[※注] 改造は自己責任でお願いします。  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:00C級理論

2014年12月24日

其の922 ジャンケン大会で勝つ方法

私はもともとクジ運とか勝負運とかがまるで無い。
例えばパーティーなどの最後によくあるビンゴ大会やジャンケン大会で
勝った事はほとんどないのだ。

ところが最近俄然ジャンケン大会で勝つ事が多くなった。

それは何故かと言うと、ちょっとだけ相手のクセと言うかパターンを
読むようにしてみたのである。
ただそれだけで、勝ち残るようになったのだ。

例えば私の場合は今まで何も考えずにジャンケンをしていたので
まず最初に出してしまうのは力が入るせいか「グー」が多く
そして次に出すのがその力が抜けて「パー」、で次が「チョキ」かと
思いきや「チョキ」って中々出しづらくまた「グー」か「パー」のパターンになる

脳から指に指令を送る際、簡単な動きから複雑な動きの順番を考えると
多分人間工学的にもこの順番になるのではと思うのだが、そう考えると
その逆のパターンで出せば勝てる確率が多くなると考えるのである。

要するに親(対戦相手)も最初は「グー」「パー」の順が多いので
自分は「パー」「チョキ」の順に出すのでる。
(これだけで1回戦を勝ち抜けることもあるくらいだ)
そして大事なのが負けたり相子で勝ち残れなかった場合でも、
親の出し方にパターンやクセはないかちょっとだけ考えて
2回戦以降に備えるのである。

クセのある親は「グー」「グー」「グー」と「グー」しか出さなかったり
「グー」「パー」「グー」と単純なパターンであったりするので
それを読むのである。

そうは言うものの、そう単純に勝てるものではないのだが
そんな感じにちょっとだけ相手のパターンを考えて対応するだけで
俄然勝ち残りが増ふえてきたのは事実である。



この間のタイフーン忘年会トーナメント。
ジャンケン大会で「パー」「チョキ」の順に出し、たったこれ2回で
勝ち残りが4人になり、OSPさん提供のワームの詰め合わせをゲット。


コレ、手のひらに軽く乗っちゃうくらいの塊なんだけど




来シーズン、ワームを買う必要はなくなったなニコニコ




  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年09月17日

其の792 カネリ針の有効性

左頬を貫いたジグヘッド:9匹
   

   



上顎ほぼ中央を貫いたジグヘッド:4匹
   

右頬を貫いたジグヘッド:1匹


スマン!飲み込まれちゃったもの:1匹


これはここ最近4回の釣行での釣果の画像で、
全て何のストラクチャーもない皿池でジャンボグラブのイモのJHリグを
沖目に投げてのズル引きでキャッチしたものである。

なぜ左頬を捉える率がこれほどまでに高いのであろうか?

左頬にフックが刺さると言う事はバスが右向き反転で捕食している訳であり
これを右利きと言ったらいいのか左利きと言ったらいいのかはわからないが
明らかにこの池のバスは右向き反転で捕食する個体が多い。

魚類においても左右性があるというのは聞いたことがあるが、いままで
バスにその左右性があったにしてもルアーをどっちの方向から捕らえるか
によって右頬か左頬かが決まると思っていたのであまり深く考えなかったが
今回の状況とデータから推測する限り、バスの捕食行動にも左右性があり
どちらかに偏っているのではないかと思うのである。

(京大の動物生態学研究室の八杉公基さんと言う方がバスに関して
 「魚類の捕食者-被食者相互作用における左右性の働き」と言う論文を発表している)
 

もちもん、たまたま偶然かもしれないし、それは場所や釣り方などで
変わるのかもしれないが、この池に限ってはヒネリ針よりカネリ針の方が
有効であると言う事は間違いないのではなかろうか。




そんな中、本日もその野池に出向いたのだが
相変わらずのアオコだらけで日差しもまったく8月と変わらないのにもかかわらず
池の沖に投げてのズル引きパターンはまったく通用しなかった。半ばあきらめて
最後に岸際アシの中パターンに変えたところ、なんとか一匹引きずり出し
ボウズだけは免れたのであった。


この池ではマックスサイズの36センチ。

???

ありゃ!コイツは右頬でありんすな~テヘッ  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年09月03日

其の785 究極な釣り④

[味付け編]



最近、「究極な釣り」などと称してアホな実験を繰り返しているが
魚が餌なる物を口にした時、せっかく捕らえたその獲物を逃がすまいと
普通なら口をしっかり閉じたままにしておくはずである。そうであれば
針が無くても釣り上げる事ができるのでは?という考えの下、実験を
続けているが、結果は惜しい所まで行くのだが最後はルアーを離してしまい
水揚げまでに至っていない(カエルは釣れたけど)。

魚は口にしたものが餌ではないと何か違和感を感じて離してしまう訳で
もしこれが絶対に餌だと確信させる事が出来たなら可能性は上がるはずである。

実験ではルアーに金属的な違和感を与えないようにとチューブワームを使って
シンカーを覆ったり、また魚がルアーを咥えてからそのルアーが生きていて
逃げようとする動き(様々な動きのラインテンションを加える)を与えてみたり
したのだが、その効果が出る事は無かったのである。


で、次なる作戦は・・・味!


ここで味付けとしてガルプ汁やイカ原油を使っても良いのだが
それでは少し芸が足りないのでC級理論に基づきこの二つで試してみる事に。

一つ目は、タンパク質味。
小魚やエビ類などライブベイトの主成分のうち60~90%は水分で
次に多いのがタンパク質であると言う事である。
そしてタンパク質は数種類のアミノ酸で作られているが
その中で最も多いのがグルタミン酸なのだそうだ。

グルタミン酸と言えばご存知コレ!


タンパク質の味が果たして味の素の味なのかは怪しいところであるが
成分的には正解のはずだ。

そして二つ目は前記事で書いた血の味だ。
しかし血の味=鉄の味=錆の味とは言い切れないので念の為、
工場に転がっていた鉄の塊に付いた赤錆をペーパーで落とし
舐めてみようと思ったが・・・



くぅ~!怖くて舐めらねぇ~!!!テヘッ


味見はちょっと勘弁してもらい、剣山の上でワームをゴロゴロして穴を明け
その後袋に入れてモミモミした。


真っ白のグラブがこんな具合に!ビックリ


と言う訳で二つの味付きを用意した。

一昨日の土曜、これらを持っていつもの野池に行き
早速針無しリグで試してみたのだが、結果はあっけなかった。

グルタミン酸味、3バイト3バラシ。
錆味、4バイト4バラシ。

タイソウな準備で妄想は膨らんだが結果は同じ。
やっぱりバスは違和感を感じるのか全部吐き出してしまったのであった。

ダメか!?


  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年09月01日

其の784 錆びたフック

・・・今日の妄想はかなり重症なので注意が必要だ!・・・


錆びたフックは当然フッキング性能や強度的に直接影響を及ぼすので
なるべくなら使わない方が良いのだが、「錆びたフックでもバスは釣れる」
と言う事実は誰もが認めるところである。


がしかし!


「錆びたフックの方が釣れる」と思っているのは世の中広しと言えども


ハッ、ハッ、ハッー


多分オレ一人だけであろう!ニコニコ


でもほら、皆さんも経験があるでしょ!
買ったばかりのルアーって直ぐにはなかなか釣れない事って。
実は丁度フックに錆が出始める頃から釣れ出すのです。ニコニコ


それは何故か?


よく血は鉄の味がするって言うでしょ、要するにその味が魚を誘うのです。
おろしたてのルアーのフックはメッキなどの防錆処理が効いているので
鉄の味はしないけど、錆び始めてくるとどんどんとフックから鉄の味
=血の味が染み出てくると言うわ訳なのです。

・・・・・

冒頭の釘の写真は何かと言うと、
そうは言うものの鉄の味って本当にあの味か?
と少々不安になり釘を舐めてみたのだ。
ところが、いくら舐めてもまったく味がしない。
おっかしいなと思ったが直ぐに気が付いた。
この釘も何か防錆処理がしてあるに違いない。
直ぐにヤスリでゴシゴシして舐めてみたら、ばっちり。

鉄の味がした!

よい子は決しててマネをしてはいけませんテヘッ

  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年08月28日

其の782 究極な釣り③

[カエル編]テヘッ



一匹、水揚げ成功!

ルアーは針無しジャンボグラブ
写真を撮ろうとしたが道路を一目散に逃げて行かれました。

普段はカエルが近づいて来るとあわててルアーをピックアップさせるが
いざ狙ってみると結構真剣になっちゃって、オモロイ。

ゴミの上にルアーを乗せチョンチョンさせると数匹のカエルがたて続けに
アタックしてくる。しかし一度ルアーがエサでは無いと認識すると
2度とアタックしてこなかった。カエルもそれなりに知恵があるようである。ニコニコ  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年08月19日

其の779 究極な釣り②

[雷魚編]

雷魚なら放さないかも!・・・






パフッ!   来てる!



バシュッ!!   惜しい!!



ボムッ!!!   乗ったぁ~!!!




グーウァン!  グッグーウァン!!


一転、


二転、(魚体確認!完全に喰ってる!!!)


三・・・



三転目でバレる。惜しい!


その後何度もアタックがあり、都合7バイトで3回乗ったが
3回ともバレてしまった・・・残念!


やっぱり雷魚もフックがないとダメなのか・・・
でも惜しいんだよな~・・・
何か方法はないだろうか?・・・と妄想は続く!


追伸、
今までバス狙いで何匹も雷魚は釣っているが、狙ったのは
今回が初めてである。

興奮した!ニコニコ


  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年08月15日

其の777 究極な釣り

突然だが、このC級ブログ、其の1000をもって終了する。
そして1000回までに今まで誰も気付かなかったバス釣りのキモを
見つけ出し「究極なルアー」を作成したいと思っているのだ。
(・・・と言う妄想に取り付かれている)

で今回、777回記念はちょっとそれに絡んだ記事である。

「究極な釣り」

究極と言うほど大げさな事ではないかもしれないが、本人は至って
大真面目、もし今回の釣行でたやすく釣る事が出来たなら1000回を
待たずしてブログを完結させてもよいのではと・・・
と期待を胸にいざ出陣した。


2012年8月13日(月)AM5:00~8:00 場所:茨城野池


リグはいつもの自作ジグヘッドにジャンボグラブ#031のシッポ切りである。
この間「味なのか?」で書いたグルタミン酸ナトリウムを試そうかとも
思ったが今回は比較する意味もあって未使用とした。


それにしても、今回の釣りはすごく楽しかった。
バス釣りを始めて以来、例えば初めて陸っぱり大会に参加した時や初めて
ゴーマルを仕留めた時あるいは初めてバスボートに乗せてもらった時や
初めて自作ルアーで釣れた時などいろいろな事で興奮して来たが
今回の釣行では今までに味わった事がない体験に興奮したのである。



してその釣果は、

21BNF!
(21バイトでノーフィッシュ!!)

なんと21バラシ!!!

でもこれは最近重症化が続くバラシ病がさらに悪化した訳ではない。



そう今回の「究極な釣り」とはフック無しで釣る事。
フックが無くても釣れるのでは?と試してみたのである。

これは以前から私の得意とするジグヘッドリグによるアシ撃ちやスピナベの釣りで
バスを釣り上げていざ口をこじ開けてみたら、フックが何処にも刺さっておらず
ただ咥えていただけだった、なんて事が時折あって、今までそう言う時は
「お~、あぶねーあぶねー」と言って済ませてきたが、実はバスは何かの理由で
口を開かなかったのであって、その理由が判ればここ最近のバラシ病に有効な
治療薬になるはずと思ったのである、いやもっと大袈裟に言えばバス釣りシーンに
一大革命が起きるのでは・・・と言う妄想も膨らんだのだ。

・・・・・

実釣開始早々池の真ん中辺にリグを投げズル引いていると最初のバイト、
合わせずにスプールを押さえたままにしていると魚は走り出し、ロッドが
引っ張られる、3秒か4秒かやけに長く感じれれたが「来た!どうしようか?」と
思った瞬間にラインテンションはなくなった。
2度目のバイトも直ぐに来た。今度はいつも通りにアワセてみたが
これはスッポ抜け。

「イケルかもしれない!」

この時点で私は既に興奮状態であった。

そして何故かその後もうまい具合にバイトが続いたので、どうすれば獲れるのか
いろいろ試しながら、何とか獲ってやろうと究極な釣りに没頭した。
基本的にアワセを入れるとスッポ抜けてしまうのだが、ラインテンションが
かなり効いていても離さない事が多く、アシに巻いてから離す奴やジャンプ一番
離す奴、ミディアムクラスのロッドをグングンと曲げるほど引っ張る奴もいた。
魚が走るのに任せてラインをどんどん出したり、動かない時は呑み込まないものかと
かなり長く待ったりもしたのだが、結局はどれも手前に寄せる途中でバレてしまった。

最終的にノーフィッシュに終わったので、「究極な釣り」は見事?達成ならずで
終了した。

しかし面白かった、針が無いだけなのに・・・


途中、これにフックがあれば本当に掛かるのか?と心配になり
1回フックを付けて投げてみた。


一発で釣れた!

ハリ付きは、1B1F
30弱だけど、この池のレギュラーサイズだ。


それにしても21バイトって異常である・・・オシマイ!

  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年08月02日

其の774 味なのか?


玄関で飼っているヒメダカの水槽を掃除していて、ふと思った。

ブラシで掃除しているとコケやらゴミなどが舞い散るのだが
それをメダカ達はエサだと勘違いして、パクパクと口に入れるのだが
直ぐにコレはエサではないと認識して吐き出すのだ。

浮遊するゴミはメダカのエサに見た目(多分食感も)似ているので思わず口にするのは
判るのだが、メダカはエサかゴミかをどんな理由で判断しているのだろうか?

ワームでバス釣りをしていると時々「おっ、喰った」「あ、放しやがった。」と
判る事がある。
よく言われるようにバスは口にしたルアーに違和感を感じると直ぐに吐き出す
らしいが、違和感とは何であろうか?
食感なのか味なのか、ソフトな食感のワームに対しフックやシンカーなどの
ハードなマテリアルに違和感を感じるのであろうか?

よくゲーリーワームに含まれる塩の成分がバスに効くと言われているが
例えばバスが普段エサとしているベイトフィッシュやエビ類は果たして塩味
なのかと想像した時我々人間の味覚ではそうとは思えない。

バスに限らず全ての魚がエサとなるものを口にした時、何をもってこれが
喰える物か喰えない物かを判断するのだろうか?
もしそこら辺がもう少し解明されれば、(自分だけテヘッ)もっと釣果が上がるはずである。

一時大流行したガルプ汁はどうであったのか?何かキモがあるはず・・・

ゲーリーの塩に効果が有るのは認めるところであるが、他に何か、もっと・・・

血の味とか、鉄の味とか、Lーグルタミン酸ナトリウムとか・・・???



  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年07月22日

其の769 ワイドゲイブの盲点

うっまそ~


パクっ!



トリプルフック然り、最近ワームな釣りでもバラシが多いのだが
もしかするとこんな理由でフックアップしないのではなかろうか?

ワイドゲイブなフックはバスが口に咥えた時、フックポイントが
テコの原理で飛び出るので刺さり易いと思っていたが、実は横向きに
倒れ易い訳で、だから刺さりにくくなってしまうのではないだろうか?
フックアップしてないからバスが口を開ければバレてしまうし、
フッキング時のすっぽ抜けも・・・

んー、そうだそうに違いない!電球


直ちに、オフセットフックはナローな奴に戻さねば。


もう一度、こーんな感じで、


パクっ!


ってね。ニコニコ  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年07月18日

其の767 トリプルフックの向き

実は私、今までトリプルフックのセットは適当だった。


以前はフックと言えばがまかつだったのだが
今はオーナーばりのスティンガーを使っている。
スティンガーはがまかつで言う所のセンターバランス形状であるので
そのセットの向きはごく普通にフロント側をセンターポイントが
下(前)向きになるようにしていたくらいでリアに関しては気にも
しなかったのである。



センターバランス形状のフックをどっちの向きに付けたら
良いのかを検索してみると、基本はやはりフロントは
ルアーの動きを邪魔しないと言う理由でセンターポイントが
下側になるように、そしてリアはその逆にセットするのが良いと
する意見が多かった。
ただ一部その逆にセットした方がフッキング率が上がると言う
意見もあった。

・・・・・

そんな中、最近バラシが多く悩んでいた事もあって
この間のトリプルフックの貫通力テストを行った訳であるが
実はある思いがけない測定データを得た。



この間の測定データは4種類のフックの貫通力を比べたものだが
同一フックでフックの向きを変えたらどうなるのかと言う測定もしたのだ。

まずは通常の向き、センターポイントがルアーの真下に来るようにした時
(最初の写真では真上)


センターポイントはライン軸に対して真っ直ぐな方向に引っ張られるので
力が有効に伝えられ軽い力で貫通する。
実測値:110g・130g・130g(3回測定、フックはST-46)


しかし残りの2箇所はフックが左右にずれてフックポイントが
斜めになってしまう為、ロスが生まれ結果貫通までの荷重が
重くなってしまうのだ。



(青い印がセンターの①番)

実測値:②番180g・170g・200g
     ③番200g・200g・190g

・・・・・


それではセンターポイントが上側にしたセットではどうなるか
(下の写真では下側)




通常、この位置にセンターポイント(①番)が来るとここは極めて
掛かりにくい位置となるが実際にはブラブラと激しく動いているので
掛かる可能性はある。ただもし掛かってもラインの軸線上からは
角度が付いてロスが生じる為貫通荷重は重い。
実測値:①番160g・160g・160g


続いて②番③番がどうなるかと言うと



①番のセンターポイントはルアーのボディーにそって左右に逃げるような
格好になる為②番も③番もフック自体左右にずれることなくライン軸上
真っ直ぐな姿勢を保つので貫通荷重は軽くて済むのである。
実測値:②番110g・120g・130g
     ③番120g・110g・110g


整理してみると


今まで私がセットしていた向きの場合の貫通荷重

①番110g・130g・130g←軽い(軽く刺さる)
②番180g・170g・200g←重い(刺さり辛い)
③番200g・200g・190g←重い(刺さり辛い)



通常とは逆向きにセットした場合の貫通荷重

①番160g・160g・160g←やや重い
②番110g・120g・130g←軽い
③番120g・110g・110g←軽い

これは実に面白い結果であった。
要するにいつものセットだと①番は貫通力を発揮するが
②番③番は貫通しにくく、うっかりすると角度が浅くなるので
刺さらないかもしれないのだ。

しかしいつもと逆のセットでは①番は期待薄(それでも160g)だが
②番③番は通常のセットの①番と同じ貫通力を発揮するので
刺さりやすいポイントが2本有ることになりフックアップ率が倍増するのだ。


だが、実際は1つのポイントだけに掛かると決まった訳ではなく
魚がどのような向きで喰い付き、口のどこに刺さるか、
またリアフックとの兼ね合いもあるので、今回の実験がそのまま
フックアップ率を証明した事にはまるでならない。
またフックの向きによって当然ルアーの動きにも違いが出てくるはずである。


が・・・


私のフックセットは逆向きに変更決定!
これでバラシが減るかもよ~?ニコニコオシマイ。  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2012年03月07日

其の706 カラーフック

その昔、TVの釣り番組で
(西山徹さんがどこか南の島でショアゲームをした内容だった。)
日本から持ち込んだ金針が餌を付けなくても魚が釣れると
現地の人に大評判となり、持って行った金針を全部あげてきた・・・
と言う話をしていた。

それ以来ずっと頭の片隅に、針の色自体に魚に口を使わせる
アピール力があるのだと思っていた。

そして去年、安曇野の管理釣り場でトラウトを釣った時、
あれっ!と思った事があった。
魚がルアーを追ってきて、パクってした時ルアーを喰ったのではなくって
針を喰ったように見えたのだ。
たまたまそう見えただけなのかもしれないが、その時以来
その金針の話を思い出し、針の色や、動きも重要なファクターなのだと
妄想が膨らんでいたのである。

そんな折、今月号のBasserはフック特集である。



その中で何かカラーフックに関する記述がないかと探してみると、

がまかつ広報部 白塚氏:
「針のカラーは釣果の決め手にはなりにくい」

山木一人氏:
「白いフックがボディ腹部の白と同化する事でフックの存在感を弱くする」
(バンフックから白のトレブルフック出てたんだ、知らなかったなーガーン

加藤誠司氏:
「ヴェイロンとセイラミノー、この二つはもう白針以外にないかな、
 例えば黒針を使っていて、バスがUターンする時、白針に替えたら
 一発ってこともある。」


このようにがまかつの白塚氏は効果無しと言っていて
山木、加藤の両プロは針の存在を隠すとして効果有りと言っているのだが・・・


実は私はまったく違う理由で効果があるのではと思っているのだ

それは、針を隠すのではなく針自体にアピール力を与えると言う事で、
例えばフックを白にしたとすると、ルアーの尻でそれがユラユラしていれば
尾びれに見えないだろうか、また黄色や赤だったらそれ自体ルアーの
ボディーカラー同様にアピール力としての効果があるのではないだろうか。

・・・・・

まあ、これはいつもの妄想なのであてにはならないが
今シーズンはそんな思いでカラーフックを実戦投入しようと思っている。


でももしかすると、将来ホットタイガーやグリパン色のフックが流行るかもよ~ニコニコ
  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2011年11月24日

其の662 高圧線下



昔から高圧線の下はそこから発せられる電磁波の影響で
バスに限らずよく魚が釣れるポイントであると言われているが
どうも科学的には立証されていないようだ。

しかしながら私はわずかながらの経験からこの説を信じている。
電磁波によりまず微小なプランクトンが集まり
食物連鎖によって段々と大型の魚が集まると言う理屈である。


でもねー、川でも湾港部でも魚が釣れたポイントを表現する時
目印になる物が周りに何も無く、たまたま近くに高圧線が
通っていただけであって、その印象だけが強く残るだけなのだ。
と言われると、立証が無いだけに・・・


が、しかし本日、我が家で現在進行中の異常現象を見て
電磁波によって魚が集まる訳をついに解明したのである。



異常現象というのは、このアサガオ。
この夏、節電の助けにと植えたグリーンカーテンだが
もう直ぐ11月も終わりだと言うのにこの満開の有様である。
8月の暑い時にはチョロチョロで何の役にも立たなかったのだが
10月になった頃から一株だけ突然爆発的に延び始め、今になって
窓全体を覆いつくし、日差しが恋しい季節になったので切って
しまいたいとも思うのだがあまりにも花が綺麗なので切るに
切れない状況なのだ。
(このほかに7株植えてあったのだがそれらはとっくに枯れてしまった。)

肥料などまったく与えてないし、ここ2ヶ月水さえも与えていない、
なのになぜだろう?
ネットで調べてみたのだが、アサガオには早咲きと遅咲きがあって
遅咲きは11月まで咲いている事もあるらしいのだが、他の株は枯れて
いるのになぜこの株だけ・・・

ここでヒラめいた!電球

コイツ、電磁波を吸収して育っているのでは!?

写真でアサガオが電線を伝って2階まで延びているのが判ると思うが
コイツだけがたまたまツルが電線に巻きついた為に、そこから電磁波の
供給?を受け異常なほどの成長をしているのではないだろうかと。

最近、とある通販サイトでは電磁波を吸収するサボテンなるものが
にわかにヒット商品になっているようだし、パソコンの周りに観葉植物を
置くと電磁波を吸収してくれて人体への影響を軽減させられる、など言う記事も
よく見かける。「植物は本当に電磁波を吸収するのか?・・・」と
とりあえず疑ってみるが、いろいろ調べてみるとおもしろいことが判った。

植物の生育は光合成によって成されているが、この光合成に欠かせない
光自体がそもそも電磁波であると言うことだ。

電磁波はその周波数でガンマ線やX線、紫外線、可視光線、赤外線さらに電波へと
その性質は変わるがすべて同じ電磁波なのである。

高圧線から発せられる電磁波は電波よりさらに波長の長い電磁波で光のそれとは
比べ物にならないのだが、高圧線下では他の場所より電磁波が強いわけであるから
そこにある植物の光合成が他の場所より活発に行われていると考えてもおかしくない。

話がごちゃごちゃして来たので、ここらでまとめると

基本、植物は電磁波を吸収して生育しているので、高圧線下では他の場所より
生育が活発で、それは水中でも同じで(濁っていたならなおさら)、高圧線下では
水生植物の活性が高く、従ってその周辺の生態系が他より豊かなのではないだろうか

だから釣りの対象魚もそこに付くわけなのだ!

[注]いつものC級理論なので突っ込みはご容赦下さい。オシマイニコニコ

[追記]
今度フィールドへ出たら高圧線下、地上の植物の生育状況を観察することにしよう。





  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2011年11月22日

其の660 赤いブラジャー

この間アラバマリグを投げてた時、ふとある事を思いついた。
それはレッドヘッドの効果についてなのだが。
何故アラバマリグからレッドヘッドへ展開してしまったかと言うと


アラバマリグの集魚力は?・・・・・ベイトの群れ
    ↓
他にベイトの群れを表現するようなルアーって有る?・・・・・スピナベか?
    ↓
他には?・・・・・無い?・・・・・ジョイントミノーってどうよ?2匹に見える?
    ↓
ん?もしかするとレッドヘッドって!


ってな具合である。

・・・・・

私が認識しているレッドヘッドが有効な理由は、

*頭から血を流している瀕死状態のベイトを表現している
*後方から迫るフィッシュイーターに対しエラの赤色を見せている
*実際のルアーの大きさよりシルエットを小さく見せる為

こんなところだが、もう一つ思い付いたのである。

レッドヘッド、「影分身」説電球



 
①仮に真っ白なルアーが左右に激しくウォブリングしたとすると
 上から見た時X状の一つの塊に見えるだろうか

②水中でレッドヘッドの部分を明暗で捉え、その頭部は見え難い部分と考えると
 胴体後半の白い部分はあたかも影分身のようにAとBの2個の物体に
 すなわちベイトが2匹居るように見えるのではないだろうか。

③実際の所はこのように連続して泳いでいる訳だが、ABAB・・・と
 残像として映るはずで、やはりベイトが2匹群れて泳いでいるように
 見えるのではないか・・・

だとしたら

④こんな感じのカラーリングなら影分身がABCDの4体となり
 その効果は倍増するはずである。

レッドヘッドならぬ

レッドブラ!だ


信じるか信じないかはアナタ次第です・・・オシマイテヘッ 


  

Posted by 麦わらのゾフィ at 11:28C級理論

2011年06月09日

其の578 回転方向を制御する

昨日、朝顔のツルが左回転で伸びる話をしたが
その事を知ったとき実はもう一つある事を考えていた。
それは朝顔のツルやコリオリの力によって支配される渦の向きと同様に
スピナーベイトのブレードの回転方向も何らかの力が働き、一定方向に
回転しているのではないだろうかと。

さらには、その回転方向により引き起こされる波動が
左右で何らかの違いがあり、バスがその波動で食性を刺激されるとすると
左回転と右回転で釣果に優劣があるのではないかと・・・
缶さんが回転方向を制御したら面白い
     と言うコメントをくれた事にも影響されてます…)

妄想・・・妄想・・・ニコニコ

そんな事は多分無いなと思いつつも、排水の渦が北半球では
左回転になると実は今でも信じている自分としては、何かそこに
違いがあって欲しいと思ったのである。

・・・・・

バズベイトがプロップの回転方向によりその軌道が右曲がりになったり
左曲がりになったりはするが、スピナベでそんな話を私は聞いた事がない。

スピナベの場合は軌道うんぬんよりもその回転する力で横倒れを起こす
傾向があるので、そうならないように各社のスピナベはヘッドのウエイトや
ワイヤーの形がバランスよく設定されているのであろう。

私が調べた中ではブーヤのスピナベにカウンターローテションシステム
と言うのがあって、ブレードのアイの位置を中心からずらす事で回転方向を
一定に制御しタンデムにおいてフロントブレードとリアブレードの回転方向を
逆にする事でスピナベの倒れを防いでいる。

このブレードは、水の抵抗を左右非対称にする事でどちらか一方の回転に
なるように回りはじめを誘導しているのであるが、それだったらこんな形でも
回転方向を制御できるのではとブレードに穴を開けてみた。


これで回転方向の制御が出来れば、私の作ったツインワイヤーも
まったく異なる波動を引き起こすに違いない・・・


  [互いに外向きになる回転]      [互いに内向きになる回転]

  波動が広範囲に広がる。       範囲は狭いが強力で複雑な波動。 


そんな妄想に取り付かれ、早速ワクワクしながら近所の江戸川に出向き
スイミングテストを行った。

が、しかし

結果は残念なものだった。
穴を開けたブレードは想定外に右にも左にも回ってしまったのだ。
こんな穴では回転を制御するまでの抵抗が得られなかったのであろう。
よっぽどプライヤーでブレードのフチを折り曲げてみようかと思ったが
第一の目的が穴を開けることによる回転方向の制御だったので、それまでとした。

しかしながら今回のテストはけっして無駄であったわけではない
今までスピナベのブレードがどっち回転で回っているかなんて気にしなかったが
ちょっとしたきっかけで右にも左にも回わる事が解ったからだ。

シングルコロラドでもツインワイヤーのダブルでも、投げる度に回転方向が違い
また、一度リトリーブを止めてブレードをゆらっとさせ、再度リトリーブを
開始するだけで回転方向が逆転してしまう事が解っただけでも収穫である。

ちょっとしたはずみで右回転にも左回転にもなると言う事は
お風呂の排水の渦の向きと一緒と言う事だ!ニコニコ

とどのつまりは、バスがどっちの回転の波動を好むのかと言う
答えの出るはずもない問いになってしまうのだが、左回転の波動に
慣れている北半球に住むバスは、右回転の波動には違和感を感じ
敬遠してしまうのではないかと思う訳なのだ。 ←まだ言ってますテヘッ



・・・まあ、穴の開いたブレードで、バブリーな効果だけでも期待する事にしよう。
  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2011年01月05日

其の504 生育光線

今年はピンク色の効果を確認したいと前記事に書いたが
記事を書くにあたり色と光について少し勉強した。
その時、生育光線なるものがあると言う事を初めて知った。


[いつもの事だけどコレは昔拾ったウッドプラグ]

光はその波長の違いで紫外線、可視光線、赤外線に分けられるのは
周知の通りであるが、赤外線の中に生育光線と呼ばれる光があって
もしかするとこれが魚の食性を刺激するのでは?と思ったのである。


波長(短)↑  ガンマ線
         X線
         紫外線
         可視光線
         赤外線(近赤外線、中赤外線、遠赤外線)
         テラヘルツ波
         マイクロ波
波長(長)↓  電波


赤外線の中の遠赤外線領域(波長4~1000μm)の内
6~14μm付近の遠赤外線を生育光線と呼ぶと言うのだが
この生育光線、動植物の生育や人間の健康に最も重要な光であるらしい。

なぜなら、
実は地球上のすべての物質は動植物を含めて遠赤外線を放射していて
自ら放射する遠赤外線と外部からの遠赤外線がぶつかり合う事で共振し
体内の水分子が活性化して生命の源としているのだそうだ。

地球上のすべての物質が遠赤外線を放射しているが
温度が高ければ高いほどその放射量(エネルギー)が大きく
温度が同じ場合はその物質によって放射量が異なる。
セラミックスや炭の放射量が多いのはご存知の通りである。

・・・・・

一部の昆虫や鳥類に紫外線を感じ取る視覚があるらしいが
バスがルアーをエサかどうか判断する時、人間には感じる事の出来ない
遠赤外線を認識出来るとしても不思議は無い。

と言うわけで



燃やしてみた!!!ニコニコ
(クリアでコーティング済)


[追記]
その昔、今回の遠赤と言う考えではなく、
ただベイトは生きているのだから体温が水より高いはずと
釣り場に熱湯を入れた水筒を持って行き
それでワームを温めてからキャストした経験がある。

結果はもちろん・・・テヘッ
  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2011年01月03日

其の503 今年はピンク

去年の6月だったか、息子と小さな野池へ釣りに行って
ロースハムでバスが釣れてしまった事を記事にしたのだが
ご記憶にあるだろうか。

まずはギルを釣って遊ぼうと丸竹の延べ竿それに玉浮き仕掛けに
行きのコンビニで仕入れたロースハムの切れっ端をチョン掛けにし
足元に投入したらいきなり30cm程のバスが釣れてしまった話である。

その時私は「何故ハムで釣れたのか」が妙に気になり、
帰宅後ハムの成分などを調べた結果、ハムに含まれる脂肪酸に
何か集魚効果のようなものがあるのでは?と言う仮説をたてるに至ったのだ。

そして仮説を実証すべく、その後幾たびも釣行を重ねたのだったが
結局一匹たりともラードやオリーブオイルを塗ったルアーにバスは
ヒットする事は無く、その仮説は単なる妄想に終わってしまったのである。

しかしながら妄想には実はまだ続きがあって、
その続きが本日のタイトル「今年はピンク」となる。

ようするに、ハムで釣れたのは脂肪酸じゃなければ何?

となって、

色か?!

と新たな妄想に入り込んだのである。

そんな時タイムリーに「じゅんさんチ」のこんな記事が目に止まり
やはり何かあるなとさらに妄想と言う名の底無し沼にはまって行ったのだ。
(じゅんさん勝手にリンク貼ってすみません、どうかお許しを)

もともとピンク色はプラグでもワームでもありがちな定番カラーではあるのだが
私のなかでピンクは何か中途半端でアピール力が足りないような気がしてならず
特に霞水系の濁った水にはリアル系を除きチャート系、黒金、白系はあるものの
ピンクとなると使ったことはないし、ピンクで釣れたなんて話もあまり聞いた事が無い。

でもきっと何かあるはずである・・・


[モーグルクランクを霜降りカラーにリペイント]

ピンクと言っても赤に近いものと白に近いもの
濃淡によってその表現しようとするものは違うはず
赤に近ければ血の色、婚姻色、攻撃色など表すと思うが
では白よりのピンクはどんな効果があるのか・・・


おせちを食しながら妄想にふける。

電球水中では波長の関係で赤は水深が深くなると、
  他の色に比べ最も早く色が消失し 黒になってしまう。
  となるとピンクは黒化が間違いなく赤より遅いはずだ。

電球水深の深い所を泳ぐワカサギはピンク色をしてるらしいが
  普通ピンク色のベイトは見かけない。
  しかし稚魚や幼魚またはエビ類などで体が半透明のベイトは
  ピンク色をしているのではないか?

電球サーモンピンクじゃあないけれど、ベイトフィッシュの肉は
  実はピンク色でバスも本能的にピンクに反応するのでは?

電球レッドヘッドのルアー実はウォブリングによってピンクに
  見えるのでは?

などなど、その真実はとにかく赤でもなく白でもないピンク色が
バスの食性を刺激するのではないかと思うのだ。

・・・・・

そんな訳で、もともと自分の得意なカラーは今まで白であったが
今年はピンクにこだわって、その効果を確かめてみたいと思う。

・・・とは言うもののそのコダワリは実は去年の秋から始まっていて
今のところ効果はまったく出ていないのだがガーン


[昔拾った名も無い奴、リペイント練習用]
コレは霜降塗り?の練習用に使ったルアー
最初は筆を持つ手がプルプル振るえなかなか上手く描けなかった為
途中から適当に塗りたくってしまった。しかし出来てみると以外にもイイ感じ
こっちの方がモーグルクランクよりも霜降度が高いかもドキッ





ジコマンゾク的なお話でした。テヘッ  

Posted by 麦わらのゾフィ at 11:28C級理論

2010年11月24日

其の489 テスト中

昨日は河川や霞本湖と違って魚は絶対にそこに居る小規模野池を選択、
後はいかに口を使わせるかが腕の見せ所な訳である。

雨でプレッシャーは低く、気温もそれほど低くはない、そして大潮。
昨日はかなり釣れそうな雰囲気だったのだが・・・ガーン


写真に収めたのはワームだが、決して弱気になったのではない。
ピンク色の効果をテストしたのである。テヘッ  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2010年05月20日

其の417 ポークの秘密

先週の釣行時に起きたある事件が気に掛かり
ウェキペディアで調べてみた。

[ラード]
[油脂]
[脂肪酸]
[不飽和脂肪酸]
[魚油]
[パルミチン酸]
[界面活性剤]

こんな事を調べたのだが
アングラーの視点でみると色々と面白い。

・・・・・

・・・魚に限らず、人を含めた動物は脂肪をエネルギーの源として
利用していて、生きていく為には必要不可欠な栄養素である。・・・

・・・脂肪の成分である脂肪酸の内、不飽和脂肪酸なるものは
体内で生合成する事が出来ず、もっぱらそれを生合成できる植物や菌類
あるいは不飽和脂肪酸を蓄積した動物を食する事によって得ている。・・・

・・・魚類は他の動物から比べると不飽和脂肪酸が多く蓄積されていて
これは特に寒冷地に生息する魚類にとっては欠かす事の出来ない
栄養素である。・・・

・・・魚油の主成分である飽和脂肪酸のパルミチン酸はラードや
ヘットにも多く含まれ、これは界面活性剤としてよく用いられる。
界面活性剤とは簡単に言うと油を水になじませる成分である。・・・

・・・・・などなど



このような事が果たして、いつも私たちがお世話になっている
バスやシーバス、それに鯰や雷魚などのフィッシュイーターに
どれほど当てはまるか定かでないが、彼らが腹を空かせて
捕食行動に入る時、当然ただ動く物を喰っている訳ではなく、
こいつは喰えるのか喰えないのか、旨いのか旨くないのか
危険なのかそうでないのかの判断を何処かでしているはずである。

リアクションバイトと言うルアーフィッシング特有のバイトは
別として、単に食性に訴える何らかの要因があるとしたら

これか!?

と思ったのである。

「脂肪酸!」

ここからは単に私の空論になるのだが・・・

フィッシュイーターなる彼らが視覚や聴覚などの五感をもって
エサとなる物を認識しようとする時、どちらかと言うと
嗅覚に似たもので脂肪酸の有る無しを判断しているのではないだろうか

私は水の中に臭いがあるとは思えないが、魚には間違いなく鼻がある。
その鼻が臭いではなく脂肪酸のような物質を捉える器官だとしても
不思議は無い。

よくサメが血の臭いを嗅ぎ付けて集まってくるなんて話があるが
あれは血の中に含まれる脂肪酸が発散して呼び寄せるのではないだろうか?

そして普通、魚の表面はヌルヌルの体液で覆われていて
その体液の成分が脂肪酸であるとすれば(←ココ重要!いろいろ調べたが
ヌルヌルの成分が脂肪酸であるとは確認できなかったテヘッ
これが彼らがエサか否かを判断する決め手になっているのでは?と思うのである。

・・・・・

先週の釣行時に起きた事件とは、無造作に投げ入れたハムに
いきなりバスが喰い付いた事であるのだが、どうしてもただ単に
バスが落ちてきた何かに喰い付いたとは思えないのだ。

ハムが水面に触れた瞬間、パルミチン酸の界面活性剤作用で
瞬時にあたり一面に溶け込んだ不飽和脂肪酸の臭い?が
バスの食性の本能の部分に訴えたのでは!と思うのである。

・・・・・



コレは昨日スーパーの肉売り場からタダでもらってきたモッコリ
あッ!いや、牛脂だ。
(本当はラードを買いに行ったのだがタダに負けた)
とりあえず次回釣行でプラグやワームに塗って実験してみるのだ。

・・・・・

そうそう、ポークの秘密であるが
私は今までラバージグのトレーラーとしてポークを使った事が無いので、
威力のほどは知らないが、普通ポークを付ける理由として挙げられるのが
そのテロテロ感がイイと言われるように水中での艶めかしい動きと
ザリガニをイミテートしたシルエットであろう。

でも本当にそうなのであろうか?
こんなふうに書いたらポーク使いの人に怒られてしまうかもしれないが

実はポーク自体に含まれる脂肪酸が効いているのではないだろうか?
最初のうちは釣れたけど脂肪酸が溶け出した後は釣れなくなった、
と言う事は無かっただろうか?・・・


最近、河口湖のキャリルでは、ワーム禁止の代替品として置いてあるポークが
バカ売れしているらしい。
ポークのスプリットショットリグがよく釣れると言う話だ・・・。



  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28C級理論

2009年09月09日

其の313 フィーディングタイム

前記事で書いたように、この間は思わぬ釣果に
はしゃいでしまった。

しかし実釣開始の午前5時から1時間半の間は
バイトのバの字もなく、まったく釣れなかったのだ。

ところが6時半を回ったあたりで
それまでと同じ場所を攻めていたにもかかわらず、
突然釣れだし6時半から7時の間に5本たてつづけに
釣れたのである。(後の2本は7時半頃)

後半の2本はともかく、最初の5本はまさに
フィーディングタイムであったと思われる。

フィーディングタイム・・・

それはフィッシュイーターならどんな魚種にもあるだろうが
その時間は生息場所や季節によって、それぞれ違うはずである。

当然、バスも・・・



昔とてもよく釣れた野池があって、毎週のようにそこへ通っていた。
私をバスフィッシングにハマらせた池である。

そんな池に10年近くも通っていると、いろんなクセが見えてくる。
池はほぼ一周が見渡せるので、いつ誰がどこで釣ったかが
把握できるのだ。

そして当時見出した「C級理論」は

最初のフィーディンタイムが6時半から7時、
2回目が10時半から11時でそれが右回りでやって来るという事。
(何故か夜明け直後はあまり釣れない)

もちろんバスのバイトはリアクションだったり威嚇だったり
遊びだったりするので、それ以外の時間にも釣れるのだが
周りでバタバタと釣れだすのを見ると、これが正規の捕食時間
なのだと考えるのが妥当と思った訳である。

その池は今はまったく釣れなくなったので、行く事もないし
最近は釣れる所を求めて常磐道沿線をさまよい続けているので
その場所のクセを把握するに至ってないが、この間のドロンジョ池は
久しぶりにフィーディングタイムを実感した釣行であった。

私の現在の釣行は会社帰りのコソコソフィッシングを除き
ほぼすべてが夜明けから遅くても10時までなので
昼時や午後そして夕まずめのフィーディングタイムが
どうなっているのか解らないが、もしC級理論のパターンが
続くとすると次が14時半、その次が18時半と4時間毎に
フィーディングタイムが訪れる事になるのだが…それは無いか?ニコニコ

どなたかもしフィーディングタイムに関する情報や持論が
あったなら是非教えていただきたい。
特にナイトが気になるのだ。一晩中釣れるのだろうか?

・・・・・

今日は記事の内容に沿った写真が無い。
それも寂しいので、こんなものを。



ウレタンフロアは新しく買ったのだが、かなり昔に買った
(いつ頃何の為に買ったか、まったく覚えていないガーン
うすめ液が蔵から出て来た、果たして使えるのだろうか!?

  

Posted by 麦わらのゾフィ at 23:40C級理論

2008年04月18日

其の90 糸ヨレの疑問

この間購入したインフィート月下美人の
ABS-Rスプールの効果はどうであったかと言うと
なかなか良いようだ。
検証するためにワザとラフに扱っていたら
残念ながら一度だけループ状のはみだしが発生したが
次のキャストでそのループがビロビロ出る事は無かった。
小2の息子に30分ほど使わせたがライントラブルは
一度も無くそれなりの効果はあるようだ。

久しぶりにスピニングを使い糸ヨレなんぞを気にしていたら
昔、悩んだ糸ヨレの疑問が再燃してしまった。

まあくだらない疑問なのでお暇な方だけ
お付き合いして下さればと思う。

皆さんは普段、リールに糸を巻く時どのようにしているだろうか。
下図のように糸巻きボビンにペンなどを刺して
巻き取るのが普通だと思う。


ボビンを床などに置いてそのまま巻けば
糸がヨレてしまうのは当然だからね。

ベイトリールの場合はこれでなんの問題は無い。
やっかいなのはスピニングリールだ。

当然ながらスピニングも糸ヨレが起こらないように
下図のように巻き取るのが普通であろう。


でもってこれからが問題なのだが
スピニングはルアーをキャストするとラインは
ヨレヨレ状態で出て行くのである
せっかくヨレないように巻いたのに
一度でもキャストしてしまうと必ずヨレてしまう。
コレはスピニングの宿命なのでどうにもならない。

そしてここで威力を発揮するのが
ツイストバスターなどの糸ヨレ軽減機能だ。

ただチョット待ってくれ
確かにベイルやローラーの形状に仕掛けがあり
ヨレをどうにかしようとしているのだろうが
ヨレてしまった糸を逆転させて戻している訳ではなく
どうみてもヨレを戻す方向にシゴキを入れて
スプールに納めようとしているだけの様に思える。

ヨレてしまっている糸をヨレないように巻き取っていく。
するってーとそのヨレはどこに行くのだろうか
どんどんルアーの付いている先端に溜まってしまうので
はないだろうか。

プラグなどは水中で回転はしないので
ピックアップ直後に一気に解放されるのだろうか?

とまあここまでが以前から疑問に思っていたことなのだが、
なんだかんだ屁理屈を並べても実際にスピニングリールは
なんの問題も無く快調に使えているのでツイストバスターR
なる機能がおおいに発揮されているのであろう。・・・

そして最近あるひらめきが。



C級アングラーのC級理論としては
ラインをスプールに巻く時にワザと
一回転に付きひとヨリ、ヨレて巻く事が出来れば
ラインがスプールから放出された時にヨレが元に戻り
真っ直ぐになると言うもの。

この真っ直ぐなラインをヨリながらスプールに巻き取る構造が
ひらめいてしまったのである。

ただし重要なポイントがあってそんな簡単に行くとは思えないが
ここからは実機を改造して検証してみようと思う。

ヒモをメロンパンナちゃんのドライバーに巻いて
行った実験はうまくいったのだが・・・





  

Posted by 麦わらのゾフィ at 00:45C級理論

2007年12月20日

其の35 針なの?糸なの?

今年の夏、長野県のとある山上湖でこんな事があった。

その湖の透明度は1.5m位だろうか。底が見える場所での釣りになるので
当然、普段カスミ水系で使っているタックルでは無理だろうと、
弟からライトタックルを借りて来た。
バイオマスターに巻いてあるのは、ナイロンの3lbライン。
ワームもなにやら2~3インチの物ばかりだ。

ライトタックルでの釣りは殆ど経験が無いのだが、とにかくマス針で
センコーをワッキー掛けにしたりシルクワームをチョン掛けにしたりして
チョイ投げしていた。

しかしどのワームを投げ入れても着水と同時にスーっとバスが寄ってくるのだが
30センチ手前でピタリと止まりUターン。完全に見切られてしまっている。

半分あきらめモードで湖岸を移動していると、目の前の遊歩道に
なんとでっかいドバミミズが這っているではないか。

おーっとミミズさん、ここで会ったが100年目、チョット失礼と
軽く挨拶を済ませると、掟破りのライブベイト作戦へ。
すぐさまドバ様をワッキー掛けにして投入。すると直ぐにバスが突進して来て
よーし喰ったァーと思いきや・・・喰わない。・・・ピタリと30センチ手前で止まり
ワームの時と比べるとじーっと見ている時間が長いような気がするが、やはりUターン。
えーっ何故?ドバ様だってクネクネしてるのに、どーして喰わないの?

そうこうしている内に15分位が経ち、ドバ様も逝ってしまったのだろうか、
だら~んとして動かなくなってしまった。「ダメか~」とドバさまを針から外し
「スマンかったなー」と言って足元の湖面へ落とした・・・・・。

ポチャン~・・・と湖面に落ちたドバ様はピクリともせずにゆっくり沈んでいった・・・

ゆっくーりと・・・っと!!!その瞬間だった。

どこに居たのか3匹のバスがいきなり現れ、ドバ様を先を争うように喰ってしまったのである。

???ドバ様の沈降速度はハリが付いている時と殆ど変わらなかった。
だとするとバスが見切っていたのは・・・

針なの?糸なの?・・・どっちィ~?



[C級理論]
来年は針を黒にペイント、糸は黒のPE、両方ともマット仕様ででリベンジだ。
(黒のPEってあるのかなァ、無ければ無いで染めるだけだが。)









  

Posted by 麦わらのゾフィ at 19:38C級理論

2007年11月24日

其の17 ポッパー

2月11日(月)晴れ  43cm  ポッパー am6:15  1投目
  17日(日)くもり  45cm  ポッパー am6:10  4投目
  24日(日)くもり  45cm  ポッパー am6:15  他にバイト1

これは、2002年茨城のとある野池での釣行記録である。
「池の半分が凍っているのにトップに出る。だからバス釣りは止められない。」
と書き込みがある。この野池は今は、まったく釣れなくなってしまっていて
真冬にこんな釣果は今ではまったくないが、12月いっぱいまでなら
トップに出る。

[C級理論]
冬こそトップ! なのだ。

私はトッププラッガーではないので、素敵なトッププラグはもっていない。
ザラにジタバグ、それにこのポッパーだ。



イエローマジックと言うポッパーでメーカーがどこなのかさえも知らないが
こいつにはさんざん世話になった。
テール部が欠けて無くなってしまったが、エポキシで再生して使っていた。

ここ2~3日の冷え込みでワームではもう釣れないと決めつけ
冬用のプラグをタックルボックスに追加したのだが
あまりにもボロボロなのでかわいそうになり、引退させる事にし、
代わりに予備に買っておいたニュータイプのイエローマジックを装備した。
「お疲れ様」

さてさてこのポッパー、私は夏にはまったく使わない、冬に活躍するのだ。
これをストップ&ゴーのロングステイで使う、大体15秒止めて30cm動かす、そしてまた15秒。
するとモアっと出る、ドッカーンとは出ず、バイトはモアっと地味なのが冬の特徴だ

さあ今年はお前に任せるイエローマジック プラス1!


  

Posted by 麦わらのゾフィ at 01:15C級理論

2007年11月12日

其の14 色

[C級理論]
バスに色の識別は出来ない。

きっと出来ない。

出来る訳はない。

なぜかと言うと人間のオレ様より優れている訳はないと思うからだ。

なにを隠そう私は思いっきり色盲なのである。
あの小学校や中学校での身体検査で色のツブツブがいっぱいあって
数字やひらがなが書いてある色覚検査はまったく読めない。
だいたいクラスに一人か二人はこの色覚異常者がいたはずである。

私の場合、調査表にはいつも赤緑色弱というハンコが押されていたが
色弱と色盲の境は無く、程度が重いものが色盲、軽いものが色弱とされている。
私はどちらかと言うと色盲で、赤色に対する反応がかなり鈍い
簡単に言うと赤と緑と茶の区別がはっきりしない、また青、紫、ピンクも苦手だ。
小学3年の時、図工で先生の顔を描いた。
私の描いた先生の顔は緑色で、ちょうど授業参観の時に教室内に張り出されていたので、
母親に随分恥ずかしい思いをさせた事をいまでもはっきり覚えている。

車の免許を取る時も大変だった、一回目のツブツブ検査で不合格、
不合格者は別室で精密検査を受けるのだが、これも2回目でかろうじて通過した程だ。

例えば夜の信号機はネオンと混じり良くわからないし、この時期きれいな紅葉は
あまり鮮やかには感じないのだ。大げさに言うと私が見ている世界と
みんなが見ている世界はかなり違うのだ。

バスフィッシングにおいてこの事がどう関係するかと言うと、
ウォーターメロンとパンプキンの違いが全く判らないのである。
判らないからお店でも買えない、「グリーンパンプキンってどれ???」
そんな事もあってか私の使うワームは白系と黒系が殆どなのである。

私から言わせるとワームのカラーは3系統で白、パール、ピンク、(黄)は白系。
黒、赤は黒系。あとのウォーターメロンやパンプキンそれにスモークなどは全部まとめて
中間色系になる。

「えーっ、何言ってんだこのオヤジは!」と思うかもしれないが、色盲から見ると
色の違いより、どちらかと言うと明度の違いの方が大きいのである。

そして、いよいよここからがC級理論の本題になるが、「バスも色盲なのである。」

哺乳類は、人間とサルを除いて殆どが色盲と言う事だし、魚類も一部を除いて色盲が定説で、
(熱帯の海水魚たちの中に色を識別できる奴がいるらしい)
バスも当然色盲で、色は私と同様、その明度の違いでしか認識しないはずである。
特に透明度の低い霞水系や曇天時やマズメ時の太陽光線の無い時は
ルアーはすべて黒っぽいか白っぽいかその中間かなのだ。

よく赤色は婚姻色であったり危険色や攻撃色とされている。
スポーニング時期などに例外はあるかもしれないが、色盲から見ると赤も黒系になる。
闘牛の牛が赤いマントに突進するのは、赤色に反応するのではなく
ただヒラヒラする物に向かって行くだけと言う事なのだそうだ。


[去年、ついに買ってしまった、色弱矯正メガネ]



  

Posted by 麦わらのゾフィ at 07:49C級理論

2007年10月30日

其の8 「波動」

ルアーは波動で決まる。喰う喰わないは、波動なのだ。

[C級理論]   波 動 = ト ル ク X 周 波 数

ここで言うトルクとは、ルアー(ワームを含め)が1回動いた時に発生する
水を動かす力で、それがどの位の周波数で動くかによって決まる波動が、
バスに口を使わせるのだ。

トルクはそれぞれのルアーが持つ固有の物で、ミノーとクランクでは当然違うし、
同じクランクでもファットタイプとフラットタイプではまったく違う。
メーカーやその構造によって違うのは言うまでも無い。

そして周波数はそのルアーをどの位のスピードでリトリーブしたりシェイクしたり
フォールさせるのかで決まる。

すなわちバスが口を使う時は、そのルアーが必ずある決まった波動を発生した時なのだ。
その波動がベイトの波動と一致するのか、攻撃反応を示す波動なのかは判らないが、
リトリーブスピードだったり、シェイクのストロークだったり、フォールスピードが
ドンピシャの波動を発生した時、ガッツンと来るのだ。

よくペンシルやバイブレーションで早引きした時にだけ反応する事があるが、
あれはリアクションバイトではない、その時、そのスピードがもっともバスを誘う
波動に達しているのだ。

私の考える使いやすいルアーとは、ある一定の波動がリトリーブスピードを変えても
発生してくれるルアーだ。



最も波動を感じるルアーのひとつにバドがある。
それも写真下のベイビーバドだ。タフコンの時ほど一発があるので
今でも出番は多い。

さっきフックをがまかつのニュータイプに変えてやった。
「来週も頼むヨ、ベイビーちゃん!」






    

Posted by 麦わらのゾフィ at 00:02C級理論