Ｃ級アングラーのひとり言

飽きてきたと思うが、製作日記vol.8

あと少しなのだが今はいちいち乾燥時間が必要なので
とってもかったるいのであります。


いよいよ最終関門である塗装工程。
これまでの工程は経験が無くても見よう見まねでなんとかなるが
ガンを使った工程は経験がものを言う。
とは言え、自分の経験は一昨年の5連結のジョイントミノー「クアトロ７」の製作で
初めてエアブラシを導入して以来、この間の「スパイラルバック」の時に久しぶりに
使っただけで、何色も重ねて吹くのは実は今回が初めてなのだ。
ワクワクする反面、失敗したら今までの工程がパアになってしまうと言う危険性も大である。

しかし、失敗を恐れていては何も出来ないので、がたがた言わずにレッツトライだ。


アルミ貼り後、油性ニスでドブ付けを２回したあと木肌の部分をメタルカラー（アルミ）で
ハケ塗りする。そしてその上からシャインシルバーをガンで吹いた。

前回、どちらを塗るか迷っていたメタルカラーとシャインシルバー。
メタルカラーはキメが細かくメタル感は出るのだが少し明度が暗い、
一方のシャインシルバーは色目は丁度良いのだが、クリア性が強く
下地の隠ぺい力が弱い。
と言うわけで両方使うことにした。（シャインシルバーを吹いた後の写真を撮り忘れた）



クリアブルーを背中に吹く。
写真がピンボケになってしまったが、いい感じにキレイだ



サイド側にクリアブルーが残るように、背中の中心部に茶色を吹いたのだが・・・
これでは茶が明る過ぎだ。



茶に黒を混ぜてこげ茶を作って背中を修正。
・・・これで良し



腹に今年のテーマカラーである蛍光ピンクを吹く。



でもやっぱりちょっとうるさい気がしたので、蛍光ピンクは尻だけにし
腹はホワイトを吹いた。・・・よしよし！色付け完了、第四関門突破だ。



直書き目玉挑戦！
まずはエポキシにＭｒカラーの黒を少量混ぜ込んで黒目を作る。
ヨウジのお尻でスタンプするだけだが、それだと付き過ぎて半球状になっていまうので
こんもりするまで、少しずつヨウジを使ってティッシュに移し取る。
次に黒目が固まるのを半日程待ってから透明なエポキシをかぶせる。
この時もヨウジで２滴ほど移し、ヨウジの尖った方で外輪を延ばすようにして
マスキングしておいた部分いっぱいまで広げる。
最後にエポキシを増量するか黒目同様ティッシュに移し取るかして目玉の出っ張り
具合を調整する。

エポキシを混ぜる時、気泡が入らないように注意する。
ヨウジを垂直に立て先端で円を描くようにグルグル回す（だけ）と気泡が入らない。


マスキングを剥がす時、塗装が欠けてしまった部分があるのだが大成功。
自然なフィット感はパーフェクトと思う。

しかし目玉書き、片方やるのに１日、両側でマル２日費やしてしまった。

・・・・・

これでリップの取り付けを残しほぼ形になった。
後は最終コーティングをするだけなので次回（１週間後くらい）は多分最終回になる予定だ。
現在は色流れ止めの処置中である。



ウォーリーを探せ！