2014年03月18日
其の903 魚動く
ウチの庭には火鉢の金魚鉢があって中に和金が3匹住んでいる
数年前に三男が金魚すくいで獲ってきたものだ。
自分で世話をするんだぞ、と言い聞かせて飼うのだが、結局の所
毎日の世話は私がやる羽目になる訳だ。
毎朝私の日課は、ゴミ出し、植木の水やり、郵便受けから朝刊を
取って金魚に餌を与える、である。
暖かい時期は金魚鉢に私が近付くだけで金魚たちは「待ってました」
とばかりにパクパクと水面に浮かび上がってくるのだが、11月の
終わり頃から1月2月と冬の間は餌をやっても金魚たちはまったく
姿を見せることは無く何時間たっても餌は水面に浮いたままで
餌を食べる気配はまったく無い。たぶん底の方でじっと春が来るのを
待っているのだろう。
そして毎年、桜の開花宣言が南国あたりから聞かれるこの時期に
その時は突如として訪れる。
「パラパラ」と今日もいつもと同じように餌を撒くと、いきなり金魚たちが
元気よくバイトして来たのだ。
動いた~!!!
バス釣りに行かねば!
ウチの金魚たちの動きは私のバス始動のバロメーターなのである
折りしも今日東京では春一番が吹いた。
Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28
│NON KEEPER