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2011年01月28日

其の516 練習の成果

いよいよアルミ貼り本番。
ハンドメミノー製作日記vol.7


・・・背と腹にシルバーを吹いて、アルミの繋ぎ目を消す・・・
一昨日、ハンドメルアーの作り方を紹介していた、とあるHPで発見した記事である。


「そうだったんだ!」知らなかった!ガーン


今まで私は繋ぎ目は出来るだけピッタリくっつけるものだと思っていた。
背の部分は濃い色の塗装で隠れてしまうが、腹は木の地肌が見えては
まずいのでどうしたら良いのかと悩んでいたのだ。

今まで参考にさせていただいたHPやブログでは、全身アルミで綺麗に
包まれていた物が多く、事実それを目指して「頑張りましょう」なんて
記事もあったりしたので、アルミ貼りはそう言うものかと思っていたのだ。

これで悩みが一気に解消した!ニコニコ

繋ぎ目を気にせず広くとってもいいなら、シワの発生も少なくて済むので
アルミ貼りはグッと楽になる。

考えてみれば、何もそこまで完璧に仕上る必要もないし、今回のハンドメは
それが目的でもないのである。しかし知らないというのは恐ろしい!テヘッ

・・・・・

それでは本番です。

其の516 練習の成果
まずルアーの上にアルミホイルをかぶせ丁寧に型取する。
使ったアルミホイルはキッチンで使う普通のアルミホイル(厚み0.011mm)だ。


其の516 練習の成果
切り取り線をマジックで書く。
前記の通り中心線より浅めで構わない。


其の516 練習の成果
アルミホイルを伸ばしハサミで切り取る。
(これは仮型なので雑でも構わない。)


其の516 練習の成果
アルミホイルの仮型を厚紙に写し切り取る。
この厚紙が本型になるので、カーブが滑らかになるように
ハサミで丁寧の切り取る。


其の516 練習の成果
アルミホイルの光っている方を表にして二つ折にする。(ゾフィ流)


其の516 練習の成果
下に本型のの厚紙を置き指でなぞって跡を付ける。(ゾフィ流)


其の516 練習の成果
これを切れるハサミで慎重に切り抜く。こうすれば左右が一度に出来上がる(ゾフィ流ニコニコ
(前記事にも載せたがデザインカッターではどうも上手く切れない)
切り抜いた後、ささくれていたり角張った所があったら慎重に修正する。
アルミホイルが薄いので慎重にやらないとすぐに破れてしまうのだ。


其の516 練習の成果
ここで一度平らな所にアルミホイルを置いて指でなぞってシワなどを伸ばす。
(優しく!)


其の516 練習の成果
荒目のヤスリなどの上に乗せ指でこすってウロコ模様を付ける。
ヤスリが無い場合は鉄筆やボールペンを使って定規で1本1本書いていく
らしいのだが・・・ボルトを転がして跡を付けるなんて技もあるらしい。
この波目ヤスリは私が高校の時スキー部でエッジシャープナーとして使っていた物で
最初からウロコ目はコイツを使ってやろうと企んでいたのだ。ニコニコ


其の516 練習の成果
角度を変えてクロス模様にする。
これも慎重にやらないと直ぐにずれるので注意が必要だ。


其の516 練習の成果
よく見かけるやり方はウロコ模様の有る胴体部とつるっとした頭部をエラの所で分割して
貼り付けるのだが、やはりどうもこれは面倒なので一枚でやってしまった。
頭の部分にウロコ模様が付かないように工夫したのだ。(ゾフィ流)


其の516 練習の成果
接着は結局木工用ボンドでやってみる事にした。
最初は下地コーティングのニスの上にシンナーを塗ってトライしたのだが
何故か表面が溶けずに(ニスだから?)粘着性が得られなかった為、
止む無くボンドでやる事にしたのだ。
木工用ボンドを水で1対1の割合で薄める。(上の写真は1対2くらいである、これでは薄め過ぎ)


其の516 練習の成果
1対1で薄めると筆で綺麗に塗ることが出来る。
片面だけ(中心線まで確実に)均一になるように塗る。


其の516 練習の成果
ボンドを薄め過ぎると、このようにはじいてしまい粘着性がうまく得られない。


其の516 練習の成果
ボンドは直ぐに固まらないので焦らず、位置を確認しながらそっとアルミホイルを
ルアーの上に載せ、まずは中心を親指の腹で押さえもう一方の親指で
中心の方から頭部の方へ向かってなぞり、次は押さえていた指をシッポの方へ
なぞって貼り付ける。ルアーのカーブの頂点付近(要するに側線の部分)の位置が決まれば
後は外へ外へとなるべくシワが溜まらない様に貼り付けるだけだ。
(貼り付け自体は意外と簡単だった!ビックリ


其の516 練習の成果
外側に向かって貼り付ける時、このように柔らかめのボロきれあてがうと
スムーズに行く、強くこする必要はないが一番端の部分は親指の爪を立てて
シワを伸ばすと共に密着させるようにする。(この時ボンドがはみ出してくるかもしれないので
マメにボロきれの位置を変えながら全周にわたり処理をする。)


其の516 練習の成果
実はこの貼り付け一発で上手くいったわけではない。
練習用のブランクを作り、何度か試した結果なのだ
ボンドの薄め具合もそれで確認したのであるテヘッ


ハイ、完了!

其の516 練習の成果
頭の先に何箇所かシワが残ってしまったが上出来だドキッ


其の516 練習の成果
左右のアルミのつなぎ間がこんなに広く開いているが問題なし!

第3関門通過!である。

・・・・・

さて次は、何度かデッピングした後、塗装に入る。

其の516 練習の成果
シャインシルバーとメタルカラーのアルミ。さてどちらを塗ろうか?・・・
練習用のブランクが塗装でも役に立つ!
実は当初、アルミは貼らずに塗装で済まそうと思っていたのであらかじめこの二つは
買ってあったのだ。何と都合のいい事か!ニコニコ



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Posted by 麦わらのゾフィ at 23:28 │ハンドメイド
この記事へのコメント
こんばんは 中Z です。

仮定→実験→検証→結果
科学ですね☆

アルミもきれいに貼れてイイ感じですね。
続きがきになるぅ~♪
Posted by 中Z中Z at 2011年01月28日 23:44
今度アルミ貼る時ガチで参考になります!アリガタヤー
2枚目の画像みたいな銀紙で包まれたチョコレートがあったのを思い出しました(笑)
Posted by at 2011年01月29日 00:17
中Zさん、こんにちは。

科学ですか!
そう言えば子供の頃から理数系でした(笑
私も早く仕上げて釣りに行きたいのですが、
ここで焦ってはいけません(^^
Posted by 麦わらのゾフィ at 2011年01月29日 13:55
缶さん、こんにちは。

参考にしていただけると記事を書いた甲斐があります!

チョコありましたね~、中身がビスケットみたいな奴でしょ(笑
Posted by 麦わらのゾフィ at 2011年01月29日 13:58
すごい、本格的ですね!ゾフィさん、ルアビルダーをサイドビジネスとしてやるべきです(笑)
Posted by Basser Tack at 2011年01月29日 21:02
BasserTackさん、ありがとうございます。

もし販売するような事になったら買ってね!
安くしときますから(笑
Posted by 麦わらのゾフィ麦わらのゾフィ at 2011年01月30日 08:17

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其の516 練習の成果