其の340 そのメカニズム

麦わらのゾフィ

2009年11月14日 23:28

3週間ほど前だっただろうか、

スイミングテストも終わり、予想以上の泳ぎに驚き
これはー釣れるんぢゃね!ーとマジモードで投げていた

ジョイントミノー クワトロ7

ビッグベイトは経験が無かったのであり合わせタックルだったのだが
20lbのナイロンラインを直結ではラインがアイに擦れて切れてしまうのでは?
と思ってスナップ(クウィックタイプ)を使っていた。

それでも切れたら大変と注意しながらそっと投げていたのだ。

1時間ぐらい経っただろうか、何気にスナップに目をやると、ビツクリ。

スナップのフックの部分が外れてるのである。

オープンウォーターで何の抵抗も無かったのに???

・・・何故???

ただ強めのジャークはかけていた・・・

・・・・・

昔、私がバス釣りを始めた頃、最初の内はスナップを使っていた。
しかし何度かスナップが伸ばされてビッグフィッシュを逃した事があって
以来、スナップへの不信感が生まれ、現在までずっと直結で通している。

一昨日の事だが、いつもブログでお世話になっている

「雷大」のライポウさんがたまたまスナップに関する記事をお書きになった。

ライポウさんもスナップには細心の注意を払っていて、
夢の一匹を獲る為に・・・という対処の仕方は是非に見習いたい。

ただライポウさんは相手がメーター級も飛び出す鱸が相手で
スナップといってもクロスロックタイプのもの。私がこれから話をする
40cmそこらのバスを相手にしたのとはレベルの違う話ではある。

さて、話をクワトロ7の話に戻すが
スナップのフック部が外れていた時、しっかりセットしたのは間違いなく
それなのに何故外れてしまったのか、不思議に思いもう一度セットして
その場でラインを引っ張ってガチャガチャやってみたのだ。

するとどうだろう、ラインを張ったり緩めたりしていると何度かに一度
スナップがラインアイに絡むように引っ掛かるのだ。
そして引っ掛かったまま、ラインを少し強めに引っ張ると
何とフックが簡単に外れてしまったのである。

これは地上での事象であるが同じような事が、例えば着水後の巻き始めや
トゥイッチの繰り返し、または強いジャークを与えた時など水中でも
十分に起こりうる事象であると思うのだ。

それではそのメカニズムを見てほしい。


①これが普通の状態
(ラインの太さとノットは実際の物とは違います。)


②ガチャガチャやっていると時々このような状態で引っ掛かる。


③その状態を真上から見たところ


④そのまま、ゆっくりラインを引っ張ると、アイがスナップのフックを
 外してしまうのである。

・・・・・

どうであろうか、

もちろんハンドメイドルアーだけにアイの位置やねじ込み具合が
甘いのではとのご指摘や、スプリットリングを付けるのが当然とも
言われてしまいそうだが、私としては今回このような現象が
水中で起きたのだと確信していて、昔起きた事象も今になって
そういう事だったのかと納得している所である。

いずれにせよ、今後スナップを使う時はクロスロックタイプの物を
ライポウさんのように、細心の注意を払って使うつもりである。


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