其の381 ジャッカルの水槽にて

麦わらのゾフィ

2010年02月18日 18:28

大阪冬の陣に引き続き横浜冬の陣も盛況のうちに終了した、国際フィッシングショー。
と言っても私は行ってはいないのだが・・・

毎年、皆さんのブログを拝見するとその雰囲気が伝わってくる。

名だたるアングラーやトーナメントプロそして美人フィッシングキャスター
などを間近に、トークショーやセミナーそしてジャンケン大会?
と楽しい企画が盛りだくさんでとても楽しそうである。

そんな中、私の弟が土曜の午後に横浜に行って来たというので、様子を聞いた所
凄っげー面白い物を見たと言うのだ。

・・・・・

それはジャッカルの水槽にて、
某プロが某ルアーをキャストし何がしかのセミナー中に起こった出来事で

ご存知、ジャッカルの水槽には十数匹のデカバスが入れてあり
会場の騒音を無視するかのように、ジーっとしていたり、ゆっくりと泳いでいて
そして滅多に無い事らしいのだが、その内の一匹がセミナー中のルアーに掛かって
しまったのだそうだ。

すると驚いた事に今までジーっとしていた他のバスが何匹も、
一気にそのルアーに掛かってもがくバスに向かって突進して来たのだそうだ。
(この事を現地で実際にご覧になった読者の方も居るのではないだろうか?)

俗に言う、「捕食モードにスイッチが入る」と言う奴であろうか。

よくその捕食音でスイッチが入ると言われるが
弟の話によると、ルアーに掛かったバスがもがく時に起こす波動に反応したようである。

・・・・・

「捕食モードうんぬん」と言う話は以前から知っていたし
自分でも数匹のバスが我先にとルアーを奪い合う姿を見た事がある。
またよくあるのが(最近は無い)掛かった魚の直ぐ後ろにもう一匹ついてくる事だ。

しかしながら今までそれは、単に活性が高いとか食い気のある奴が多いのだと
思っただけで、それ以上の事は考えなかった。

そして今回ジャッカルの水槽で起こった出来事を聞いて
私は目からウロコが飛び出した訳なのだ。(←チョット大げさ)

水槽が大きいとはいえ囚われの身、まして周りには数多くの見物者がいる。
そんな状況の中でも捕食モードに入ってしまう訳であるから、
そのスイッチの威力はとんでもないパワーである。
そのスイッチは波動なのか、はたまた視覚や聴覚なのかは想像の域を脱しないが
いずれにせよこれが解明できたら凄い事になる訳で
とりあえずシーズンになったら次のような事を試してみようと思う。

一つ目は、仲間と一緒に釣りをしていて、その仲間が近くでバスを掛けたなら
間髪入れず、その直ぐ近くにルアーを投げ込む。
普通だったらランディングの邪魔にならぬよう、急いでピックアップするのが
道理なのでまさに掟破りの行動だ

二つ目は、仲間と釣りをしていてどちらか一方にバスが掛かったなら、
ランディングせずにしばらくの間、そこら辺を泳がせておく「おとり作戦」。
ん~、コレはちょっと気が引けるが実験と言うことで

三つ目は、下敷きのような物を釣り場へ持って行き、まずはトッププラグを投げ
置き竿にしてから、足元の水の中へおもむろに下敷きを突っ込み、
うちわで扇ぐようにして、ルアーに掛かってもがくバスの波動を演出する。
下敷きじゃなくてしゃもじみたいの方がいいかな?・・・


バカも~ん!!!
(久々に登場する天の声!)

「お前はそれほどまでして、バスを釣りたいのか~~~」








・・・「ハイ、釣りたいです。C級なもんで」 オシマイ。


追伸、
その時たまたま喰ってしまったルアーが何であったか、ご存知の方がいたら教えて下さい










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