1月30日、先々週の土曜日
私は小貝川でテトラの上からリトルマックスを投げていた。
川の流芯に投げたり、テトラ際を流れと平行に投げたりしていた。
まったく気配は無かったが、ここらは根がかりの心配が無いので
久しぶりに鉄板のバイブレーションを心地よく味わっていたのだ。
テトラ周りでの反応が無かったので、テトラ帯の一番端まで行き
岸から枯れた木が水中に倒れ込んだポイントの先へキャスト。
倒木から2m程離したラインをトレースした。
すると~・・・
カッ!!!
・・・
根がかり~
根がかりを嫌って普通より遠めを通したのに・・・
しかしその日は強~い味方が一緒だった。
ダイワ製 ルアーキャッチャー
「前方に伸びたツインアームで回収率UP」とある
初出動!
待ってました!とばかりにバッグからルアーキャッチャーを取り出し
はやる気持ちを抑えつつセッティング、「行って来ーい!」と言って
本体を投入した。
しかし!!!
スーッ・・・ジュボ! っと勢いよく水中に消えて行った所までは良いのだが
そこから先の勢いがまるで無く、明らかにルアーまで到達していないようなのだ。
岸からラインが水中に入っている所までの距離は6m位だろうか・・・
ダメじゃん!!!
期待とは裏腹に、何回繰り返しても
チェーンにルアーのフックが掛かる事はなかったのだ。
そして最後の手段とばかりにロッドをビヨンビヨン煽ったら
スーッ・・・
取れた!
回収機の重みのせいか根がかった枝が折れたのだ・・・
とりあえず、回収には成功したのだが・・・
・・・・・
この日の根がかりはそれだけで、ルアーキャッチャー初出動の成果は
スッキリせず、その有効性を証明する事は出来なかったのだが、
その後の釣行で次のような結論を得た。
図で示すように根がかりした位置が足元から4m位までなら、
楽にルアーキャッチャーがルアーに到達するので回収率は
かなり高く、5~6mはグレーゾーン、そして7mを超えてくると
回収は厳しくなる。ルアーキャッチャーがルアーまで届かないのだ。
・・・・・
結局、釣行4回でリトルマックス3回、ベビシャ3回、
無名バイブのオマケ付き1回。で
初出動の時は「ダメじゃん!」って思ったのに
なんと回収率は100%だったのである。(ただし全部5m以下の近場)
と言う訳で、525円のワナでついでに買ってしまった回収機ではあるが
すでに完全に元を取ったのである。
・・・でもなんか、回収しているその姿、ちょっとカッコ悪いんだよね~