其の361 デビュー戦

麦わらのゾフィ

2010年01月07日 23:28

年末年始の休みは29日から4日までまる1週間あった。
なのに釣りに行けたのは1月4日の一日だけだった。トホホ…
大した用事はなかったのだが、何か3日までバタバタとしていて
ゆっくり釣りをする時間が無かった。
寒さもそれほど厳しくなかったので、けっして歳のせいでは無い
・・・?



4日の日に持って行ったタックルは2セット。
クワトロ7が付いた天龍シェスタと完成したばかりの
なーんちゃって!バンブーロッドである。

最初はこの所よく行く野池でクワトロ7をブン投げる。
ビッグベイトは季節的にどうなの?と疑問もあるのだが
バスからしてみれば、出来るだけ体力を使わないで腹を満たす為には
当然でかいベイトを食った方が効率が良いはずである。

まあそんな考えからコレも有りと思っての事なのだが
他にバサーもヘサーも誰も居ないので、いくらバッシャン!バッシャン!
させても誰にも迷惑が掛からないって言うのも理由の一つである

通常よりかなり大きな波紋が消えるのを待ってから、
2mほど巻いて長めのステイ、そしてまた2m巻く・・・
出なそうで出そう、しかし出そうで出ない。ゆっくりなんだけど
適度に緊張した時間が流れる。(ん~、ステキな時間だ…)

しかしふと気付くと釣りを始めてからあっという間に1時間半が経過
ヤバイヤバイ、バンブーロッドをデビューさせねば。

ロッドをチェンジする為、一度車に戻ったのだが、
なんとなく今日はこれ以上やってもココでは釣れない気がしたので
20分程離れた冬場に実績のあるK川に移動した。

まずは1/8ozのジグヘッドに3inスークロ付け遠投・・・といってもいきなり
ミシっとなっても困るので何度かチョイ投げして様子をみてからフルキャスト。

私はロッドのインプレが出来るほどの知識は無いのだが、
一言で言うと予想以上に投げ易い。
特に感じたのはキャスト直後にティップがぶれずにスッと落ち着く事、
従って投げ心地がとても良い。
そしてもう一つ、想定外に感度が良いのだ。

15分ほど流芯に向けて投げていたのだが、カケアガリに差し掛かったとき
何かクッククとしたあたりがあった。
ん?なんだー?と思いながら巻いてくると、こんな物が



コイがすれたのである。
コツコツでもなく、コンコンでもない、クッククであったのである。
そんな違いが判るほどの感度であったのだ

この後、スークロからピーナッツ(ディンプル仕様)に変えたのだが
クリクリ泳ぐ感じもかなりダイレクトに伝わって来た。

よく竹竿には独特な粘りがあると言われるが、それ以外にも
私が知らなかっただけでかなり優れた性質があるようである。

大体このロッドを作った動機自体がブログネタ的の遊び半分と言う
不純な物だっただけにそのギャップには驚かされた。

残念ながらその粘り腰を味わう事なくデビュー戦は終わってしまったが
早く一匹釣ってみたい気持ちが益々大きくなったのである。







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