其の357 マッチ・ザ・ベイト
土曜の釣行であんな事があったからではないのだが
クワトロ7はタップリ投げた事だし、しばらくお休み。
と言う事で今日(一昨日)は通常バージョンサスペンドミノーで攻める。
・・・・・
いつもの野池にはいくつかの定番ポイントがあって
その一つに生活排水が流れ込む水路と繋がっているワンドがある。
そこは野池の本体部とは葦原で分離され、水深は50cm~1m位で
底はヘドロ状になっている。
ここは過去にも何匹も釣っているメジャーポイントで出れば必ず40upの
大物が潜んでいる場所なのだが、最近この場所に朝一の時間帯、本湖側から
葦原の通路を通って10cm位の小魚が何百何千と上がって来るのだ。
なんだろうこの魚は?コイかフナの稚魚だろうか・・・
上から見ただけでは判らないのだが、兎に角凄い数だ。
この時期、池のほかの場所ではまったくと言っていいほど
生命感が無いのにここだけは別世界で当然これを追って
バスもこのワンドに入って来ているはずである。
現に時折ボイルが起こる・・・
そして大きさ的に間違いないであろう、この間ベリーで仕入れた
TDミノーで攻めていたのである。
キャスティングする場所によっては、多分群れの中を通っているようで
コツコツ、コツコツ、ベイトに当っているのが判る。
絶対に居る!と信じて投げ続けていると、プルップルッとしたあたりが
その瞬間にスレ掛かりと判る。
でもこれでモヤモヤが晴れた。
ベイトはヘラブナである。
マッチ・ザ・ベイトか~?と思いながら
タックルボックスの中に唯一あった扁平な奴にチェンジ。
TDバイブSP(だっけかな?)
めったに使わないのでフックが錆びている
でもいい感じである。これなら来るかも!?
さらに投げ続けていると
時々、ルアーの後ろから何か大きな波紋が追ってくる!
来てる来てる!・・・
かなり緊迫した興奮状態が続く。
・・・5分
・・・10分
・・・15分
・・・
来た~!!!
って、
またお前か~!!!
しかも口に喰ってるし!
こら~!こっち見るなー!
・・・以上!
まあこの時期、興奮させてもらっただけでもヨシとするか
しかしマッチ・ザ・ベイトとは言うものの
ベイトが多過ぎて腹一杯って言うのも困ったものである。
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