其の227 一張羅
一張羅とは
持っている衣服の中で一着しかない上等な物。
一枚しかもっていない衣服。
と言う意味で、その語源は
「一挺蝋(いっちょうろう)」がなまったもの
一挺蝋とは予備の無い、一本だけのローソクの事で
ローソクが高価な物であった事から生まれた言葉である。
江戸末期に蝋のところが羅(うすぎぬ)の変わって使われるようになった。
(語源由来辞典より)
予備の無い、一本だけのローソク・・・
そう、そんな私のローソクは
シリウス GSRS-66SB
10年以上使っている一張羅で
スモラバからシーバスまで対応させちゃってます(汗
先週の土曜の夜、日曜にシーバスを探しに行く為の
準備をしていたら、トップガイドが変な形に・・・
折れてる~!
と思ったが、よく見るとガイドフレームと
パイプ部分ののロウ付けが剥がれて取れていたのだ。
一張羅なので当然釣行は中止、日曜の朝一から修理開始です。
でもこれ、中途半端な壊れ方です。
ロッドの先だけ折れたなら、つめてしまえばいいし
いっその事、もっとひどければ新しい物に交換すれば
よいのですが、なんか簡単に修復出来そうでもあります。
エポキシで固めちゃえば簡単なのですが
この部分はテコの作用でかなり力がかかりそうなので
無謀にもハンダ付けで行こうかと・・・
でもここに直にハンダゴテを当てて熱でブランクやガイドリングへの
影響は無いのかなあと、思いつつも作戦強行です。
得意の掛け声と共に、
「エイ、ヤー!!!」
あれ?
パイプ部分にはハンダが乗るのですが、フレームの方は
ハンダをはじいてしまって全然乗りません。
もちろんステンレス用のフラックスを使っているのですが・・・
ハンダはちょっとした事で、キレイに乗ったり乗らなかったりするので
もう一度やってみます。今付けてしまったハンダをきれいに落とし・・・
「エイ、ヤー!!!」
気合を入れたのですがやっぱりダメでした。
・・・待てよ、もしかすると・・・
と思いネットでシリウスを調べてみると
案の定、パイプはステンですが、ガイドフレームはチタンでした。
チタンにハンダは乗らないという事です。・・・残念!
とりあえず今回はエポキシで応急処置をして
次に壊れたら新しい物に交換する事にするとしよう。
・・・・・
でも、ふと思うに、これは早く新しいロッドを買いなさい!
って事なのではないだろうか・・・と思うのである。
ゝ°)・・・∈ ゝ°)・・・∈ ゝ°)・・・∈ ゝ°)・・・∈
次回、其の228は楽しいルアーの紹介です。
木曜日いつもの時間にUPの予定
ぜひ、お立ち寄り下さい。
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