釣行の準備は万端に整い、いざ出陣!
今日(昨日)もMはるちゃんのお誘いで弟と3人でバスボで出撃。
来月6日に行われる駐艇場のオーナーズカップのプラクティスである。
「船長!今日はどちらへ?」
「西浦をチェックしようと思うけど、どう?」
「土浦方面(冬の定番)はまったくダメらしいよ・・・」
「そっかー・・・どこも釣れそうに無いよねー」
と、出陣を前になんとも寂しい会話である。
シーズンでもそれほど釣れていないのにこの冷え込みである、
のっけからあまり期待はしていないので当然と言えばそれまでなのだが
本番ではなんとか一匹釣りたい。一匹でも釣れれば上位に食い込む可能性があるのだ。
(それほど厳しい季節のカスミであります。)
午前6時30分、州の野原出発。
3連休の最終日、天気予報も悪かったので一艇たりとも他の船は浮いていません
タイツにオーバーパンツ、ウールセーターにフリースさらに冬用ジャンパーにニット帽、
寒さ対策は万全のつもりだったのですが唯一フェイスガードを忘れ、鼻をつまんでないと
鼻水が噴出します。
結局、最初に向かったのは鰐川のテトラ。
ここは普段、オカッパリが多いのでボートからは攻めにくいポイントですが
今日はさすがに一人しか居ません。
ここを3人でテトラの穴からその外側そしてかけあがりと舐める様に釣っていきましたが
ノーバイト。特に去年の優勝者が1本とったという四角のテトラから丸のテトラに変わる所なんかは
今にも釣れそうな感じだったのですが・・・
次にシ-ズン中は必ずと言っていいほど魚が居た北利根のアシをチェック。
ところがここで怖い目に!
朝からそこら中でパンパンやっていて気にはしてたのですが・・・
そうなんです、今月15日に解禁になった鴨猟で、ウチらが釣っていたアシ原の土手側から
いきなり「パーン!」とやられたのです。音もすごかったのですが、発砲時の爆風みたいのが
顔に来たのでかなりヤバイ距離だったと思われます。
ウチらもむやみにアシ原に近づいたのはまずかったけど、猟銃って水平より上に向かって
撃たなきゃいけないんじゃなかったっけ?(認識不足?)
彼らは明らかに土手の上からアシ中の水面めがけて打ち込んでいるようでした。
お~、クワバラクワバラ。
速攻でその場を離れ一路、麻生の石積みへ、
こっちは銃声も無く一安心、しかしここ麻生の水温は10.5度。州の野原と鰐川は
12,5度もあったのに、北風が吹きぬけるせいでしょうか2度も低いと判っただけで
釣れる気がしません。
でも冬は鉄板か?と石積みに沿って投げるもまもなく根がかりでロスト。
麻生でも手がかりをつかめぬまま、最後の望みを州の野原の真珠棚に賭ける事に。
ここも鉄柵を3人で絨毯爆撃するもノーバイト、2キロの魚が潜むと言われているが
もはや伝説になってしまったのだろうか。
まあ我々は真珠棚という大雑把な情報だけでその釣り方や細かなポイントを
知っている訳ではないので、釣れないのも当然なのですが・・・
そうこうする内にストップフィッシングの10時に、あっという間にプラは終わって
しまったのでありました。
前回の与田浦釣行も12月の大会のプラだったので、これで2連荘のノーフィッシュ。
プラがこれでは本番は釣れる訳がない。あえてプラス思考になるならばプラでやった所は
捨ててしまう事が出来るという事でしょうか・・・