今月号(11月号)のBasser誌にストマック調査隊と言う記事がある。
WBSの全面協力により霞水系でバスが何を食べているかを
釣れた魚の胃の中を調べたデータである。
最初は素通りしてしまった記事であるが、よく見るとなかなか参考になる。
記事には調査日(8/27~9/7)に釣ったバス(53匹)が
どんなルアーで釣れたかが書いてあって、そのルアーを分類してみると
ワーム:クロー、ホッグ系・・・・・68%
ストレート系・・・・・・・・13%
スイム系・・・・・・・・・・ 4%
ラバージグ・・・・・・・・・・・・・・・ 9%
スピナーベイト・・・・・・・・・・・・ 6%
ということになる。
なんと68%がエビ系なのだ。
ラバジは多分エビ系のトレーラーをつけているで
これを加えると77%にもなる。
バスの胃の中のデータ(左下の円グラフ)を見てみると
63%(55+8)がエビまたはザリガニを食べていて
小魚だけを食べていたのはわずかに13%だけ。(残りの24%は空っぽ)
まさにマッチザベイトで、この時期の霞水系ではエビ系ワームオンリーで
事が足りるという事になる。ストレート系が意外に少ないのは
釣れた場所がほとんどアシであるからであろう。・・・
かと言って、私のバカの一つ覚えのジャンボグラブのイモと
ヤマセンコーは変えるつもりはないのだが・・・
あともう一つ参考になったのは、魚の大きさが他の所がすべて
500グラム平均なのに対し、玉造~牛堀エリアだけ800グラム平均と
サイズがいい事だ。(線で囲ったエリア)
デカイのを釣りたければこのエリアが可能性が高いということになる。
・・・・・
今週末の霞水系ではBasserAllstarClassicが開催される。
プロ組織の枠を越えた超豪華メンバーが秋の霞をどう攻略するかが見所であるが
今年はどんなルアーで釣れたか注目してみたい。
夏の終わりにエビオンリーだったベイトが果たしてワカサギなどの小魚に変わり
クランクなどのプラグにヒットしてくるのだろうか?
私の予想ではまだまだエビパターンであると読んでいる。
何故かいまだに手長エビが釣れてるらしいし、先週の霞ではまだ蚊がいっぱい居て
秋になるのが遅れているように思うからだ。
いずれにせよ結果が楽しみである。
エビ?・・・か