其の127 ついに!

麦わらのゾフィ

2008年07月16日 23:57

今シーズン、なんとか息子に初バスをルアーで釣らせようと
何度かトライしたのだがいい結果は得られなかった。

現在私が知っている釣り場で小3の子供が簡単に
釣れるような所は残念ながら無いのだ。

それでも息子は毎週のようにバス釣りに行きたがるので
先週の土曜日、以前から目星を付けていた千葉にある
「管釣り」に行って来た。
なにせ私もバスの管釣りは初めてだったので釣れるのかどうかも
判らなかった。

私もやりたかったのだが、今日はなんとしても息子に
1匹釣らせなければならないので、自分のロッドは置き去りにして、
私がポイントにキャスト、息子がリトリーブする方法をとった。



ココは規模は小さめだが自然の野池のような造りになっていて
中ノ島や立ち木そしてクイやオーバーハングした植物帯などがあり
息子の腕ではポイントに入れることが出来ないのだ。



しかし予想以上に手ごわく、一度バラシがあったものの
2時間経っても釣ることが出来ず、息子も私もあきらめモード。
もうそろそろ撤収という時に、すれちがったアングラーに
「どうですか?」と尋ねると5匹ほど釣ったとの事、
「やっぱ子供には難しいですかね?」と言うと

「釣れるのはほとんど岸際なので岸と平行にキャストするといいですヨ」
と親切にアドバイスをしてくれた。(そんな事は百も承知なのだが)

が、すでに帰りがけで、管理棟へ向かう道までわずか2~3キャスト分の
距離しかない。

でもせっかくアドバイスをいただいたので、岸際50cmの所へキャスト
息子に「岸際が釣れるんだって」とロッドを手渡した。

すると・・・・・・

「お父さん!来たぁああああああああああああああああああ!」

「さ、竿立てて!」
「巻いて!巻いて!」
「重くて巻けない!」
「大丈夫!ゆっくり、ゆっくり」
「よしっ!巻いて巻いて!」

こーんなやり取りがあって、ついにランディング成功。


上がってきたのは40cmのグッドサイズ。
本当は岸際でリリースするきまりなのだけど「スイマセン」と
心の中で叫んで記念撮影。

魚をリリースし後ろを振り返って、さっきの人に
「釣れましたー!ありがとー!」と礼を言った。

そして10メートルほど進んで、もう一回岸際にキャスト
また息子にロッドを手渡すと、

「また来たぁあああああああああああああああ!」

同じようなやり取りがまたあって、2匹目は35cm位。



こんな事ってあるだろうか、いくらアドバイスを貰ったからとはいえ
ラスト2キャストで2フィッシュである。

息子は(私も)大興奮で、もっとやるかと聞いたが
連続2匹で満足したようで「もういい」と言うのでそのまま撤収した。

これでとりあえずバスの引きを体感できたので
あとは夏休みの本番(長野県T湖)に備えて
キャスティングとフッキングの練習をもう少しさせないと・・・
とつぶやき管釣りをあとにしたのであった。

・・・

私はほとんど釣ってないので楽しくは無かったが
一つ嬉しいことが・・・
息子が釣ったルアーはできたての自作スモラバだったのだ。

ホラね。


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