其の117 名無しのフック
私が大学生だった時、仲のいい友達が
赤い117クーペに乗っていた。
そいつは背が高くイケメン、そして117クーペだ。
女にもてない訳が無い。うらやんだ。
オレだって車さえあれば・・・
大きな勘違いに気が付くには
まだまだオレは青かった。
30年も前の事だ。
それにしてもジウジアローデザインの117クーペ
・・・カッコよかったなあ。
おっと117と言う数字に反応し前置きが長くなってしまった。
以前、
アシの中を攻めるのに重宝していた
ウィナーズの
スパイダースライドヘッドが
もう手に入らないので、
テキサスリグで対応するという記事を書いたが、
その時探して買ったフィナのナローゲイブフックがどうもイマイチだ。
ジャンボグラブのすわりが悪く尻がずれやすい。
最近のフックはどれもフッキングやスイミング姿勢重視の
ワイドゲイブばかり・・・
やはりアシの中にストレス無く入ってくれる
がまかつのWORM34みたいなゲイブが欲しい
(とっくに廃盤で近所にはどこにも無い)
そしてこの間、近所のルアー専門店を物色していたら、
怪しげなフックを発見した。なんと名無しのお買い得品である。
上段: がまかつWORM34
中段: 名無しのフック
下段: フィナのナローゲイブ
フックの形状はWORM34とほぼ一緒なのだが
家に帰って開けてみると何か変だ。
何かおかしい???
柔らかいじゃん!
手にちょっと力を入れてだけで簡単に曲がってしまう。
焼きが入っていないのか、あまいのか、
このちょっと赤っぽい色は銅でも入っているか?
さすがに安物、名無しのフック。唖然としてしまったが
「待てよ、確かにこれではデカいバスが掛かったら
針が延びてバレちゃうかもしれないけど、
昨日の記事のように根がかりした時には逆に
回収し易くなるはず」
今まで釣り場にどれほどのフックやシンカーを
残して来てしまったのだろう?
環境のことを考えるとコノふにゃふにゃフック
意外にいいかも???
でもでもバレてばっかりでは困るので
とりあえず次の釣行で試してみることにしよう。
プラス思考という事で・・・
関連記事