よくウキ下の長さやタナの深さなどを表現する時、
ひとヒロとかふたヒロと言った、ヒロ(尋)という単位を使う。
これはご存知の通り、昔から漁師が使っている
両手をいっぱいに広げた長さの事であるが、
それではこの計測方法は何か決まった呼び方があるのだろうか。
気になったのでちょっとググってみたのだが判らなかった。
(ご存知の方が居らしたらコメントお願いします。)
ただ、漢字の「尺」と言う字はまさにこの指を広げた形を表していて
古代中国では実際に指を広げたこの長さを1尺と決めていた時代があったらしい。
しかしながら現代の尺貫法で1尺といえば30.3cmと決まっているので
この計測方法をひとシャクふたシャクと呼ぶのもなにかピンと来ない
わたし的に言わせてもらうと「指し」なんて呼び方がシックリ来るのだが・・・
因みに私のひとサシは22.5cm(親指と薬指)、故にふたサシ以上が45upとなる
・・・・・
自分のひとサシが何cmなのか覚えておけば、釣った魚の大きさが
どれ位なのか把握することが出来るので、わざわざ魚にメジャーを
あてる必要も無い訳だ。
魚へのダメージを考えたら、少しでも早く水の中へ戻してやる。
これはキャッチ&リリースな釣りをしているアングラーなら
当然の事である・・・
の・・・
だが・・・
でもねー、つい何センチか計りたくなっちゃうんですよ!
これぞ、C級アングラーたる所以であります
・・・・・
さて、現在改造中のメジャーであるが90度に開く蝶番に白いプラ板を
回転出来るようにネジで止めてみる。
今回の改造の一番の目的はオフセット出来るゼロ点定規を付けることであるが
なぜオフセットが必要かというとオフトのタイプ5のようにただ垂直に立つ定規では
魚を乗せると肝心のメジャーが魚体で隠れてしまい、写真で撮った時うっかりすると
何センチなのかまったく判らなかったりするからである。
またオフトのタイプ6は定規がせっかくオフセットするのに定規板がスモーク色の為
写真写りが悪いのだ。
要するに言い方を変えればブログ向きでないということなのである。
(ブログを始めてからいちいち写真を撮るようになった事実に関しては
後日に釈明したいと思っている。)
白色のオフセット定規が取り付けられたのでそれらの問題は解決したのだが
次にさてコレをどのように収納するかが課題になってしまった。
当初メジャーの部分にプラ板を貼ってパッタン式にするつもりだったのだが
メジャー自体がガラス繊維をビニールコーティングした物で厚みがある為
パッタン式に出来ないのである。
SUS板を折り曲げマネークリップのようにしてみたのだが・・・
なんかスマートでない。
ならばクルクルと巻いてみるのはどうかとさらに改造は続くのだが、
今日のところは長くなったので続きは次回にしたいと思う。オシマイ