其の94 居ると信じて
一昨日、GW我が家は遠出はしないと書いた。
・・・という事は、
毎年私は当然・・・釣り!ザン!マーイ!(朝だけ)なのです。
まさにゴールデン。今年も行けるだけ行くであります。
そして27日はこのところシーズン中にはよく行く
洲の谷原方面の水路へ出撃した。
この水路は毎年GWのころから釣れだすので
そろそろ魚が入って来ただろうかと思ったのだが
まだ早かった。減水し過ぎで水色も悪い。
こりゃデメだと早々に見切り、3月に行った
N川へ
3月に行った時に2人連れのバサーが居たので
「どうですかー?」と聞くと
「今日はまだ釣れていない。」との事だった。
そしてその時、ココは釣れるんだなと思うことがあった。
どういう事かというと、その2人が居た場所は
車が1台やっと通れる細い土手道の下で
近くに彼らの乗ってきただろうと思われる車が無いのだ。
その疑問はほどなく解けるのだが
私もその土手道に車を止めて釣りをする訳にいかないので
彼らと別れ駐車スペースを探しながら移動すると
4~500メートル下流の橋のたもとに車が1台、止めてあった。
振り返って彼らの居た所を見ると
なーんの変哲も無いストレッチと思っていた真っ直ぐな土手だが
そこだけ水際に木が生えていたのだ。
***彼らはあそこがポイントだと知っていて
ココに車を止めあそこまでて歩いて行ったのだな、
あそこはきっと釣れるのだ。***
そして一昨日。
そこへ行ってみると・・・
なんとその時の2人連れがまた居たのだ
話しかけた時は気づかなかった。
「おはようございます、どうですか?」
「今日はダメですねー、水も濁ってるしー」
「代掻き水がはいってるみたいですねー、ダメですか~」
話してる内にだんだんと思い出して来た。
***あれ~この人この前と同じ人だ~
やっぱりココは釣れるのだ***
「どこか他に釣れるとこないですかね~」と言うので
「上の水路もダメだし、あとはS利根かY利根かな~」と
ちょっとテキトーな返事をしたら「そうですねー」と言って
その場を引き上げてしまったのだ。
(やはり橋の方へ歩いて行った。)
やったー!ポイントが空いたー。
***やっこさんは釣れないと言ったけど・・・
居る!絶対に居る!***
5分位経っただろうか、コンコンと小さなバイト
3呼吸ほどおいて、もう一度聞いてみると
まだ居る。・・・魚が小さそうだったので小さく合わせた。
「フィ~シュッ!」
25センチ位のノンキーだが
居ると信じて釣ったせいかとってもうれしい。
そして集中力が10倍アップしたせいかその直後に
今度のバイトはグングングンと、間髪入れずに電撃フッキング。
「フィ~シュッ!」
やっぱり居ました!狙っていたやつが、
40に1センチ足りないが、上等~大満足~。
居ると信じて、釣ったこの1匹は思い出に残る物となった。
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