其の736 セルロース粘度

麦わらのゾフィ

2012年06月05日 23:28

セルロースセメントの粘度はどのくらいなのだろうか?


今までハンドメルアーのコーティングは1液性ウレタンを使ってきた。
快適に使えるのは2ヶ月ほどでその後は粘度が増し、約半年で使えなくなるのが
いつものパターンである。
そもそも1液性を半年以上使う事に無理があるのかもしれないが
根っからの貧乏性なのでもったいなくてしょうがない。

ならば長持ちしそうなセルロースセメントを一度使ってみようかと
言う事になったのである。

そもそも今までセルロースを使わずウレタンにしてきたのは
下地にしろトップコートにしろドブ付けにする回数がウレタンの方が
断然少なくて済むからで、コレは当然その皮膜の厚みがウレタンの方が厚く
セルロースの方が薄い事が所以するに他ならない。

私は今までセルロースセメントなる物を使った事がないので知らないのだが
皮膜の薄いセルロースの粘度は、当然低くサラサラした物だと思っていたのだ。


セルロースの粘度ってこんなにトロミがあるのだろうか!?
(一昨日購入、今回が使用一回目)
コレは1液性ウレタンで言うと丁度4ヶ月経過した位のトロミである。
いろいろネットで調べてみたのだがメーカーによってセルロース繊維の
含有量が違うらしく乾燥性や粘度が多少違うようであるのだが、その粘度が
どの程度なのかの記載を見つけることは出来なかった。


ドブ付けから引き上げるとポタ~リポタ~リと垂れるのは3滴ほど、
4滴目は既に硬化してしまう、高温多湿の時期ではあるのだが、これほどなのか?


過去の経験からこの手の塗料を買う場合なるべく
新しそうな(新しく仕入れた)物を買うようにしている。
売れないお店でほこりをかぶったような塗料は間違いなく危険であるからだ。

で、このセルロースは店長に確認した訳ではないが、新しそうと読んだのだ。
まさか古くて硬化が進んでいるなんて事は考えたくはないのだが・・・



ただ下地の出来具合は逆に皮膜が厚くカンペキのようである(ドブ付け4回)

もちろん白濁は強烈なので今回トップコートはまたウレタンに戻す事にしよう。


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