その昔、TVの釣り番組で
(西山徹さんがどこか南の島でショアゲームをした内容だった。)
日本から持ち込んだ金針が餌を付けなくても魚が釣れると
現地の人に大評判となり、持って行った金針を全部あげてきた・・・
と言う話をしていた。
それ以来ずっと頭の片隅に、針の色自体に魚に口を使わせる
アピール力があるのだと思っていた。
そして去年、安曇野の管理釣り場でトラウトを釣った時、
あれっ!と思った事があった。
魚がルアーを追ってきて、パクってした時ルアーを喰ったのではなくって
針を喰ったように見えたのだ。
たまたまそう見えただけなのかもしれないが、その時以来
その金針の話を思い出し、針の色や、動きも重要なファクターなのだと
妄想が膨らんでいたのである。
そんな折、今月号のBasserはフック特集である。
その中で何かカラーフックに関する記述がないかと探してみると、
がまかつ広報部 白塚氏:
「針のカラーは釣果の決め手にはなりにくい」
山木一人氏:
「白いフックがボディ腹部の白と同化する事でフックの存在感を弱くする」
(バンフックから白のトレブルフック出てたんだ、知らなかったなー)
加藤誠司氏:
「ヴェイロンとセイラミノー、この二つはもう白針以外にないかな、
例えば黒針を使っていて、バスがUターンする時、白針に替えたら
一発ってこともある。」
このようにがまかつの白塚氏は効果無しと言っていて
山木、加藤の両プロは針の存在を隠すとして効果有りと言っているのだが・・・
実は私はまったく違う理由で効果があるのではと思っているのだ
それは、針を隠すのではなく針自体にアピール力を与えると言う事で、
例えばフックを白にしたとすると、ルアーの尻でそれがユラユラしていれば
尾びれに見えないだろうか、また黄色や赤だったらそれ自体ルアーの
ボディーカラー同様にアピール力としての効果があるのではないだろうか。
・・・・・
まあ、これはいつもの妄想なのであてにはならないが
今シーズンはそんな思いでカラーフックを実戦投入しようと思っている。
でももしかすると、将来ホットタイガーやグリパン色のフックが流行るかもよ~