其の316 本日の収穫
当然ながら本日の釣行は、ドロンジョ池。
(注:本日とは昨日の事です。)
お供はとっつぁん軍団である私の弟とSムラ君
二人とも先週の私の釣果を踏まえて気合十分だ。
(前日から準備万端な私が一番気合が入っていたのは言うまでもない。)
しかし現地に着いて唖然とした、先週から比べると水位が
6~70センチも減水していたのだ。
得意なウェッピングが出来るアシ原も水深が30センチほどに
なっていて、魚の気配が無い。
そしてここで私は決して陥ってはならないワナにハマってしまったのである。
・・・この状況を見てリセットすればいいものの、
先週の釣果が頭に残っていて未練タラタラなのだ
『30センチでもどこかに魚が居るはずだ』とか
『6時半になればフィーディングタイムに・・・』などと
結局本日の釣行時間の大部分をウェッピングに費やしてしまった。
焦る気持ちに比例してこういう時は根掛かりなどのトラブルも多発する。
私がそのポイントから離れられないでいる内に
弟とSムラ君はとっととそのポイントに見切りを付け
オープンウォーターの広がる池の反対側を攻めていた。
8時30分のタイムアップまで残す所30分の時点で
弟が2匹、Sムラ君が4匹、ウチらの他にも3人同業者がいて
彼らもポツリポツリと釣れている。
・・・このままではノーバイトで終わってしまう!・・・
ここでやっとオープンな所をセンコーNSのズル引きに作戦変更、
すると直ぐに小アジサイズが喰って来た。(センコーは5インチなのに)
が、しかし。時すでに遅し
結局、4対2対1で私がSムラ君に
缶コーヒーをおごるはめになってしまったのである。
(先週は一人で7匹今日は3人で7匹、釣れた数は一緒だな~…)
[Sムラ君はすべて30upのレギュラーサイズ]
で「本日の収穫」は小アジ1匹なのだが
実はもっとでかい収穫があった。
池全面がアオコだらけの状況で同業のお兄さんが
トップ(POP-X)で釣ったのだ。
私も普段はいつもトップに出るかチェックはするのだが
この状況ではトップになんて、出る訳がない。
でもそれはただ私の経験不足による間違った考えであった。
そのお兄さんの話によると今より減水していてアオコもひどい時に
爆釣した時があるそうなのだ、ビッグベイトだろうがなんだろうが
何を投げても釣れたと言う・・・
そうなんだー!・・・
私も早速バドを投げてみると、数投目に「ワオー!」
後ろからスーっと何かが追って来た。
残念ながらそれ以上の事は起こらなかったが
こんな状況でもトップが有りだなんて実感した事が
本日最大の収穫であったのである。
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