其の282 来たかー?

麦わらのゾフィ

2009年06月27日 23:28

ゴーマル!

これはかなりデカイぞ。



今日はいつもより15分早い午前3時45分出発。

実は先週の日曜、西の洲へ出張ったのだが
大雨にもかかわらず、ポイントポイントに先行者が居て
思うような釣りが出来ずNBに終わっていたのだ。
(先行者のせいにするのはただの言い訳)

しかし西の洲はあまりにもノー感じだったので今日はパス。
ゴーマルの可能性を求めるとやっぱりココになってしまった。



牛久~!

まずは谷田部インターから一番近い東谷田川上流部へ行く
先週の土曜に40を獲った所だ。
一番乗りかと思いきや既に浮き輪が一つ浮いていた。

橋の周りをスピナベとジグヘッドで攻めるがNB、
今日は人が入る前にめぼしいポイントを速いテンポでランガンする作戦。

水門ポイント、ガレキポイント、クイポイント、沖のアシポイント・・・
と谷田川左岸を下って行くがNB。

ここで稲荷川に移動。ここでもまずはスピナベでアシのアウトエッジをチェックした後
アシの中をジグヘッドで撃つがここでも反応は無かった。
今まで実績のあるポイントを足早に回って、情けなくも、もう攻める所が無い。
・・・どうする?
別の野池へでも移動しようかと考えながら、帰り際さっき1箇所だけスルーした
ポイントに寄ってみた。

5メートル程の幅のアシ帯、まずはボートからでは攻めきれない岸に近い方を
撃ったが反応が無い。
徐々に沖側へと撃つ位置を変えていくも、あいかわらず無反応
・・・もうほとんど諦めかけたその時、「クンクンクン」と本日始めてのバイト。
場所はほぼアシのアウトエッジ、ラインはアシの上へふわりとかぶさっている状態なので
両手を伸ばし出来るだけラインスラッグをとって、さらに後ろへ後ずさりしながら

超ロングストロークフッキング~!!!

バシャバシャバシャ!  乗ったー。

すぐさま身体を後ずさりした分アシ際まで寄せ、一気に巻き上げる
ギヤレシオ7.1のジリオンが吠える。「ガオ-!」(って鉄人28号か?)

がしかし、

普通だったら私のエッジ604のパワーでカツオの一本釣りのごとく
アシの中からぶち抜いてしまうのだが、あれ?抜けない。
アシの幅1/3位は寄ったのだがそれ以上寄らない、アシに絡んだか?
と思ってテンションを緩めるとグイーンとロッドが引き込まれる。
・・・アシに絡んでいない・・・と言う事は・・・デカイのか?

と言う考えになったとたん、今度は急に気持ちが願いに変わった。

「頼む、切れないでくれ!」

突っ込みをロッドでかわしながら、アシを掻き分けジャブジャブと
お出迎えに行く事に。ラインをたどりながら魚体を探す。

新しいニーブーツも大活躍。あと少しで浸水と言う所まで前進し
やっと魚体を確認。デカイです。

さらに切れないでと祈りながら、ついにハンドランディング成功!

(土手に戻って)

来たかー?来たかー?とニヤニヤしながらスケールを当てる。



残ね~ん。2センチ足りない!

でもヤリィー!(王様風)と一人ガッツポーズをかました。

今日はデカイのを狙っていただけに喜びもデカイ。
この時点で6時半、定刻の時間まで1時間半もあったのだが
もうお腹が一杯でそのまま帰途に付いたのであった。



・・・ 夏草や つわもの共が 夢の後 ・・・ 芭蕉

(お出迎えに行った跡!)





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