3連休最終日、お友達のMはるちゃんからのお誘いでバスボで出撃した
12月7日に行われる駐艇場メンバーの忘年会大会のプラである。
どこへプラに行ったかと言うと
初の与田浦。
与田浦にボートで入るには閘門を通らなければならない
ご存知の通り、閘門とは水位の違う水域を行き来する為に
水門を2つ並べてそれぞれを交互に開閉することで船舶を
通行させようとするものであるが、私の中では小学校か中学校かで
習ったパナマ運河が知識の片隅にあるだけで、まさかこんな形で
体験するとは思ってもみなかった。
たいした事ではないのだが、なんでも初体験はチョッピリ興奮する。
そして何故かこういう大型の建造物が動く時、かならず口ずさんでしまう曲がある。
多分私と同じ年代(アラウンド50)の人にしか理解してもらえないと思うが・・・
♪ チャッチャララー チャララッチャ チャッチャラチャッチャッチャー♪
・・・サンダーバードである。
まず外浪逆浦側の手前の水門が開いていたのでそのまま中へ進入
写真にあるリングを下へ引くと今くぐり抜けた手前の水門が
ギロチンのようにドッカーンと閉まり ゆっくり降りてきて
完全に降りた所で今度は奥の与田浦側の水門が少しだけ開くのだ
どうなるのかと思っていたら徐々に水位が下がってきた。
60cm位下がったところで止まり、次にその水門が全開となり通り抜けられるのだ。
ようするに与田浦の方が60cm程水位が低い訳である。
いざ与田浦側の水門をくぐろうとした時、Mはるちゃんがストレージから
傘を取り出し、雨が降っている訳でもないのに、さすように言われた。
[写真は帰りの時の物]
なるほど、水門をくぐる一瞬だけだが、けっこうな勢いで水門から水がしたたれ落ちているのだ。
前回、Mはるちゃんがここを通った時、濡れてしまった為、傘を準備していたのだ。
知らないと言う事は恐ろしいもので、一度経験すれば何と言うことはないのだが
閘門を一つくぐる事さえビビッてしまうものである。(これからはもう大丈夫!)
ところで与田浦での釣果はどうであったかと言うと
この記事のタイトルが「初閘門」である事からも判ると思うが
・・・ノーバイトであった。
この水路の両側に与田浦名物千本杭がある。
同じ杭でも釣れる杭と釣れない杭があるのであろうか?
撃っても撃っても、ただ時間だけが過ぎていくのであった。