其の176 働きアリ

麦わらのゾフィ

2008年10月19日 23:28

働きアリは
とてもよく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、怠け者のアリが2割
という割合でコロニーを形成していると言う話を聞いたことがあるだろうか?

私は知らなかったのだが、アリを飼いたいという次男から教わった。


この手の飼育キットはもう随分前から売っているのでカテゴリー「バス」の
皆さんは既に体験済みの方が大勢いるのではないかと思う。

私も実は3年位前、長女にせがまれて、これより二回り程大きい物を
買ったことがあるのだが、その時は何故かどうやってもアリが入れられず
飼う事が出来なかったのだ。

アリを指でつまんで容器の中に入れるのだが、フタを閉める間に逃げられちゃう。
やっとのおもいで一匹は入れられるのだが、どーしても、何度やっても、
2匹目を入れようとフタを開けたとたんに一匹目が・・・
結局、家族全員がコレは無理と諦め、しばらく放置の末、廃棄処分となった。

そんな経験があるので今回も一抹の不安があったのだが
意外とあっさり成功。
ただし一匹入れては動きが収まるまで待ってから2匹目を入れる
という方法で5匹(定員)のアリを入れることが出来た。

しかし今回上手く入れられた理由は別にあって、それは容器の深さに対して
ゼリーの量が約2/3(説明書通り)でフタまでの空間が4~5センチある為
フタを開け閉めする間にアリが動き回っても逃げ出さない余裕があったからなのだ。

思い出してみると、失敗した前回の物はフタまでの空間が1センチ程しかなく
あれでは逃げ出してしまう訳なのだ。(前回のゼリーの量も説明書通りなのだが)

アリを入れて1日目は5匹とも自分たちの置かれた状況が理解できなかったのであろうか
ほとんど動かなかったが、2日目から猛然と穴を掘り始め3日目の今日は
縦穴一本と横穴も出来ている。

よく見ていると一生懸命穴を掘っているのは2匹だけで後の3匹はまったく働かないのだ。

「なるほど!」と
自然界の法則をこんなことから垣間見たのだ。

そして2:6:2の法則?は
アリだけでなくどこぞの世界でもまったく同じようだと思ったのである。


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