其の119 飼育中
今月の初めだったか息子が学校から持ち帰ったヤゴ。
餌は近所の釣具屋で赤虫を買ってくる。
1パック200円の赤虫だが使うのは1日5匹程度
毎日5匹ずつ使っても、1週間位で残りは死んでしまう。
去年まではまた新たに買ってきたのだが、今年は釣具屋で
もたせるにはどうすればいいのか聞いた所
冷蔵庫の野菜室などで保管し毎日水を替えるという事だった。
そうか、がしかし。
冷蔵庫なんかにはカミさんが絶対入れさせてはくれないので
ハゼ釣り用の小さなクーラーBOXにいれ家の外で保管する事に。
赤虫をヤゴに与えるのは息子の仕事なのだが
なぜか赤虫の管理は私の仕事になってしまった。
毎朝、保冷材を入れ替え、水を替えて
さらに死んでしまった赤虫をピンセットで取り除く。
私にとってはヤゴを育てるというより、赤虫を育てている感がある。
そして1週間前の金曜の朝、飼育箱をのぞいて見ると
ギンヤンマの勇姿が・・・
後で息子に「ギンヤンマちゃんと飛んで行ったか?」と聞くと
うかれぬ顔で「ううん。お母さんにどうしようと聞いたら、蓋を開けてから
学校に行けと言うから、そうして。学校から帰ってきたらもう居なかった・・・」
お~!なんてこった息子は一番肝心の旅立ちのシーンを
見られなかったのである。・・・(涙
まあその事は今更しょうがなく
私の役目もこれで終わるはずなのだが・・・
あと2匹赤トンボのヤゴがいるのだ。
それにしても赤虫、ちゃんと管理すると随分ともつものだ
もうすぐ1ヶ月になる。
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