其の28 カップヌードル
釣り具以外のリアクションバイトの多い私だが
これはリアクションではない、「ウォ~!」と思ったが
買おうとは思わなかった。
それを最初に目撃したのは、かなり前だが今年の4月、
釣りに向かう朝、近所のコンビニだった。
レフィール式のカップヌードルだ。
何度も洗って使う樹脂製2重構造のカップとレフィールタイプの麺が2個。
衝撃だった。大げさかもしれないが頭の中が混乱した。
混乱したまま店を出て、常磐道に乗り筑波方面へ向かったが、
車の中で頭の中を整理した。
カップ麺は元々いつでもどこでもお湯さえあれば食べられる。
当然、食べ終わったカップは捨てる事が出来、それがカップ麺の
カップ麺たる所以で、それ以外の何者でもない。
それがなんで使い捨てでないカップなんだ?
これではカップ麺じゃないゾ!
コンビニで見た時にゴミ削減対策なんだなと直感したが。
それにしても、すごいと思った、さすがトップメーカー
カップ麺自体を否定するかのような手法をとるとは・・・
まあ、環境問題に対するメーカーの
社会的責任と言ってしまえばそれまでだが。
私としては、メーカーの発案者や経営陣に敬意を払いたい。
そしてこの事を家族や会社で話したのだが、
誰もが皆「ふ~ん?」て感じで聞き流すのだ。
えッ?こんな事に感激するのはオレだけかヨ!
と落ち込みながらも、それじゃあやっぱり実物を見せないと
と思い、一週間後の釣行の時、お買い上げした訳である。
実物を見せてもみんなの反応に変わりが無かったのは
言うまでも無い。
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