其の887 ゴーマル

麦わらのゾフィ

2013年11月04日 23:28

このところバスが益々釣れなくなっていて、ちょっとモチベーションが
下がっていた所に、エリアフィッシングと言う新たな誘惑に片足が
嵌ってしまい、例年だとバスシーズンがそろそろ終わりを告げる
この時期には寂しさえも感じるのだが、今年はエリアシーズンが
ちょうど開幕する訳で逆にワクワク感が高まる状況なのである。
しかしながら、去年までバスフィッシングに命を賭けてきた()
自分にとってこの浮気心は今もちょっと葛藤があったりするのである。


11月3日(日)AM6:30~7:30 茨城調整池


本日もバスとトラウトのWヘッダー

実は先シーズンから修行の場として通っているフィッシングエリアJは
オープンが朝の8時でそれまでの時間がもったいなく、朝一にバス釣りを
して8時~10時の2時間券でエリアをやるパターンが多くなっている。

今日のバス釣りタイムは1時間、池を一周チェックするのにちょうど良い時間だ。
そしてラインの先に結んであるのは今日もスピナーベイト、今シーズンは
スピナベ回帰のシーズンでもあったのだ。



へッドが可動式になっているスピナーベイト(2011年製作)

製作当時に何度か使ってはみたものの釣果は無く、2軍落ちになっていた。
しかし今年スモールを狙う為に1軍に復帰、スカートをホワイトにしシルバーの
ブレードにクリアイエローを塗ったなんちゃってゴールド仕様である。

・・・・・

池はこの間のW台風のせいだろうか満水状態で、もしかすると良いかも
と思ったが、挨拶がてらに先行者から聞いた様子ではまったくダメで、
誰も上げてないとの事であった。

しかしこれはいつもの事で私も時間つぶし的な意味もあったので
釣れなくて当たり前、釣れればラッキーと気にも留めずに足早に
スピナベを投げながら池を回っていった。

開始から約30分、池を3/4周位したあるポイントでスピナベを沖へ
遠投し、ラインのたるみを確認してからゆっくりボトム付近を引いてくると、

ゴンッ!

と鈍いアタリ、その変なアタリに違和感を覚えつつ、間髪を入れない
絶妙な巻き合わせ(←最近エリアで習得したワザ)で乗せることに成功。

しかしスピナベだけにバレる可能性が大なので出来る限りの速さで
ハンドルを回す、が何か変だ。

いくらハンドルを回してもその魚の重みは逆に軽くなってくるのだ。

しまった!ドラグがゆるゆるなのかと、巻きながらスプールに目をやると
ん?大丈夫しっかりと回っているぞ・・・
なんだなんだ?バレたのか?・・・でもこの重みは何だ、ゴミか?

とパニクっているとラインが突然今度は横に動きだした。
魚だ!やっぱり魚はまだ付いている。

判った。久しぶりでこの感覚を忘れてしまっていたが、掛かった魚が
自分方向に突っ込んで来たのである。

それにしても動きが鈍くて重い、コレがもし動いていなかったら水を
いっぱいにはらんだただのコンビニ袋だ、コイでも掛かったのだろうか?

などと考えながらも慎重に魚が見えるところまで寄せて来た。






!!!








バ、





バスだ!!!



さらに慎重になって手元まで寄せ、そしてがっちりと下アゴを掴んだ!


















イエ~~~ィ!(ヒビチョフ風)

ジャスト50㎝。生涯5匹目となるゴーマルだ。

・・・・・

当然の事ながらその後予定していた今シーズン1回目となる
Jでのエリアフィッシングはキャンセルし家路についたのであった。

 しかーし、この時期にゴーマルに出会えるとはネ














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