丁度8月のお盆休みの事、5歳の三男が水疱瘡に掛かってしまい
何処へも行けずにいたので、何かDVDでも借りて来てやろうと
TUTAYAへ行った。
まだ見ていないジブリ作品はないかなとジブリコーナーを
物色していたら一番端っこに、こんな奴が並んでいた。
「茄子 アンダルシアの夏」と続編の「茄子 スーツケースの渡り鳥」だ。
それぞれ2003年と2007年に発表されたアニメ作品でご存知の方も多いと思うが
うかつにも私は知らなかった。
後で調べて判ったのだが、これらはジブリ作品ではない。
監督の高坂希太郎氏がナウシカを始めラピュタ、もののけ、ポニョなどの
原画を担当し、宮崎駿の右腕と言われる人物であることからジブリコーナーに
置かれていたのであろう。
物語は世界3大ロードレースの一つであるヴェルタ・ア・エスパーニャを
舞台にしたロードレーサー「ぺぺ」の人間模様を描いたものである。
ストーリー的にはちょっと物足りないが、私のようにちょっと自転車の
ロードレースに興味がある人なら、たまらない一品ではなかろうか。
作画自体がしっかりしている上に、元々高坂自身がサイクリストだったと言う事と
「水曜どうでしょ」のファンだったと言う事もあり、主人公ペペの声優を
かの大泉洋氏に依頼したと言う事なのだそうだ。(そんな絡みから続編の舞台が
北海道になったらしい。)
その他の声優陣も小池栄子、寛利夫など豪華なのだ。
そしてもう一つこのアニメの素晴らしいと言うかかっちょええところが
エンディングテーマ曲だ!!!