其の594 予行演習②

麦わらのゾフィ

2011年07月11日 23:28

本番に備え、予行演習に行って来た。
本来の計画は往復7時間の予定で丹沢山系の塔の岳(標高1491m)へ登る予定であったが
想定外に梅雨が明け、30度を超える暑さの中、低山では厳しいのではないかと急遽予定を
前々日に変更し、富士山の側火山である宝永山に行く事にした。
行程時間は3時間ほどだが標高は2693mなので息子の高地トレーニングにもなるはずである。


             [画像はウィキペディアより]

宝永山は宝永4年(1707年)の大噴火によって出来た富士山の側火山である。
標高は2693mであるが実は2400mまで車で上がれるので、登山と言うより
どちらかと言うとハイキング感覚で登れます・・・(下調べでは)と言う振れこみであった。

ところがどっこい!予想以上にきつかった。

確かに駐車場から往復1時間ほどの所まで行けば壮大な宝永第一火口が見られるのだが
火口の底から宝永山の山頂までが富士山特有の細かい噴石で登り辛く、体力の消耗が激しい。


[火口の底から登り始めた所」
角度も段々とキツくなり一歩踏み出すと
ズリズリと軽石のような噴石に半歩ずり落ちる感じだ。


息子のペースに合わせゆっくりと登り、火口の底から約1時間
(駐車場から2時間20分)で頂上到着。


一時大粒の雨に見舞われたが、山頂では雲の切れ間から
遠く伊豆半島、駿河湾、大島なども見え、感動物の景色を味わう。
おにぎりの味もまた格別!

・・・・・

山頂から駐車場まで1時間半で下山し、今回合計約4時間半
かなり休憩時間を取っての行程だったので全体的には楽だったのだが
最後の登り1時間は正直私もきつかった、こんなんで本番は果たして
大丈夫なのであろうか?!と少し不安になった予行演習であった。


[富士山で見つけた富士山みたいな石]


[お年寄りは・・・無理なんじゃないの?!」

Xデーは8月14日だ。


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