其の538 自戒

麦わらのゾフィ

2011年03月19日 00:15

ニュースでも報道されているので、ご存知と思うが
ここ東京でも一部の物資が極端に手に入らなくなっている。

ガソリン、乾電池、懐中電灯、カセットボンベ、
PET入りの水、納豆、食パン、牛乳、カップ麺、米・・・

しかしながら我が家では、あの地震の翌日、足りない物を
まだ行列ができる前に補充したので、今のところ何の問題も無い。

この素早い自分の動きに一度は自身で賞賛した。

ところが日を追うごとに明らかになるあまりにも大きな被害の状況を目の当りにし
一瞬でも心の隅で「自分だけよければ」と言う考えを持った事に愕然と恥た。


地震の翌々日だったか、普段ブログで懇意にしていただいている方数名にコメントを入れた。
その方々の無事が確認できたので「ホッと」した気持ちがあったのは間違いないのだが
どこかに自分だけそして自分の知り合いだけ無事ならそれで良いと言う気持ちが潜んでいたに
違いない。

あまりにも多すぎる失われた命。

被災した方々の気持ちを思うと、しばらくの間は釣りどころではない。
まして、原発があのような状態ではいつ自分らも避難を強いられるか判らない状況だ。

・・・・・

中学生1年くらいだろうか、女の子が「おか~さ~ん、おか~さ~ん・・・」と
ガレキと化した街並みに向かい泣きながら叫ぶ姿をテレビで見て、涙が溢れ出た。



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