其の522 尻からでしょ!

麦わらのゾフィ

2011年02月08日 11:28

私は経験が無いのだが、釣り上げたバスの口の中に
ザリガニやテナガエビのハサミが残っていた。何て話をよく耳にする。
以前YouTubeでそんな動画を見た事もある。



[ゲーリー フラッピンホグ]

なぜ、口の中にハサミが残っているのか?
答えは簡単。
バスがエビを尻から喰ったからだ。



[ハサミで分解]

バスはエビの後方から静かに近づき一気に吸い込む。
前からではハサミが口の中に引っ掛かり上手く飲み込めない事を
バスは本能的に知っているのであろう。



[ライターであぶってハサミの先端を接着]

サギなどの鳥が、くちばしで魚を捕え飲み込む時は必ず頭から飲み込む。
そうしないと、ヒレやエラが喉にひっかかってしまう事をやはり本能的に
知っているからである。
いや、もしかすると経験的かもしれない・・・



[尻をライターであぶり、切り取ったヒゲの一部を接着]

メーカー各社から発売されている、エビ系のワームのほとんどは
ハサミをいかにアピールするかで工夫がなされている。
ディテールにこだわったり色を変えたりして・・・


[カルティバ オカッパリヘッド JH-38 ヘッドをブラウンで塗装]

バックスライド系などフォーリング中に喰わすのなら問題は無いが
ボトムにおいてハサミを振り上げ威嚇する姿勢を演出させたのでは
かえってバスの食い気を損ない警戒心をも与えてしまうのではないだろうか。

・・・という訳で

ズル引き専用SIRIKARAチューンDebut !

[ラインは接着したハサミの下を通す]

ボトムでエビはハサミを使って泥の中のエサをついばみながら
ゆっくりと前進するのだ。・・・後からバスが近づいている事も知らずに!



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