其の441 ケツ、振るな!

麦わらのゾフィ

2010年08月02日 23:28


ピーナッツⅡを補充した。

同じピーナッツでも今はスーパーやらプチやら
色々とバラエティに富んでいてノーマルピーナッツを
探すのにチト手間取ってしまった・・・

なぜピーナッツを補充したかと言うと
6月だったか、霞本湖で私と長きに渡って共に戦ってきた
ピーナッツが捨て網のやられて逝ってしまったのだ。



ディンプル仕様のピーナッツなんだけど
これ釣れたのよ、トホホ・・・

安いからいつでもどこでも惜しみなく投げられたのが
たくさん釣れた主因ではあるのだが、その泳ぎっぷりは
文句なし、魅惑の波動を起こしていたのである。

いつでもどこでも投げていたわりには、何故か10数年もの間ロストせず
一軍選手として活躍してくれたので、本当の所は涙が出るほど寂しい。

・・・・・

さて補充した奴であるが、ディンプル加工と白の塗装はこれからとして
せっかくの綺麗な鮎カラーとマットタイガー?なのでとりあえず
しばらくこのままで使ってみることにしたのだが

アレ?なんか泳ぎが違うゾ!

ロスとした奴がⅡだったかそれ以前の物だったかははっきり覚えていない
のだが、補充した奴はただケツを振るだけでトルクが足りないのだ。


買ってきた奴は左図のようにラインアイを支点とした泳ぎで
よく泳ぐのだがクリクリとしたトルクが手元に感じられない。

ロストした奴は確か右図のように支点がもう少し後ろにあって
アイの部分がもっと首を振って泳いでいたはずなのだが・・・


・・・ウォブリングの支点を後ろに移動させるには?・・・


ケツの抵抗を大きくして触れを押さえれば必然的に支点が
下がるはずと思い、背びれ風抵抗板を付けてみた。


エポキシが固まるのを待って早速テストしてみると

Goooood!

いい感じのウォブリングで大成功である。

・・・

ケツの抵抗を増やせば支点の位置が変わる・・・

だったら、コレでも?


リアフックを2番手ほど大きな物に交換して試してみると・・・

これも、Gooooooood!!! 

なーんだコレでよかったのねー
(もしかすると、コレって当たり前な事???)

結局、ロストしたピーナッツが初期モデルだったかⅡだったか
と言う問題ではなく、何度もフックを交換しているうちに
オリジナルのフックより大きなフックになってしまって、それが
泳ぎの違いとなっていたのかと納得したのであった。

今回のチューンは今まで使っていた物の泳ぎと明らかに違っていた為に
言わば必然的な成り行きだったが、振り返ってみると
昔はよくリップを削ったり、火であぶって曲げたり
ラトルを入れたり抜いたり色々なチューンをしていた。
最近そんな事をすっかりしなくなっていた。

好みの泳ぎにチューンする

今更だけど、大事なことかも?・・・つづく













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